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IP判決e速報 平成20年10月14日 知財関係の最新判決データを送付申し上げます。 事件番号をクリックすると判決全文が入手できます。 参考;最高裁判所/ 最高裁判決の検索/ 知的財産権裁判例の検索 ※「キーワード」「法令」は判決文に出てくる回数の多いものを表示しています。 ※「特許権」裁判においては「法令」中の "特許法" の記述を省略しています。 判決日 裁判所 事件番号 ↓ ↓ ↓
平成20年10月09日 大阪地裁 平成19(ワ)2980 特許権 民事訴訟 ←判決全文にリンク
参考 損害賠償請求事件 ←判決の種類など 原告 ***株式会社 ←見出しや当事者の名称などは判決原文に従う 被告 ***株式会社 対象 「酵素によるエステル化方法」 ←技術や対象の概略 概要 特許権者である原告が,被告が「エコナクッキングオイル」等の商 ←裁判の概要 品名で製造販売する食用油の製造方法は上記特許発明の技術的範囲 に属し同製品を製造する被告の行為は原告の有する上記特許権を侵 害するとして,主位的には民法709条に基づく損害金の一部とし て,予備的には民法703条に基づく利得金の一部として,いずれ も5億6000万円及びこれに対する訴状送達の日の翌日である平 成19年3月27日から支払済みまで民法所定の年5分の割合によ る遅延損害金の支払を求めた。 用語 引用159交換152引例148実施87構成要件69請求範囲37当業者30訂正審判29 ←出現回数の多い用語 法令 104条の3第1項4 29条1項3 改正前の44条1項1 改正前の36条3項1 ←出現回数の多い法令、 主文 1 原告の請求を棄却する。 ←判決主文 回数を小さく薄く表示 2 訴訟費用は原告の負担とする。 平成20年10月08日 知財高裁 平成20(行ケ)10178 商標権 行政訴訟 参考 審決取消請求事件 原告 株式会社*** 被告 特許庁 対象 『Legacy Factory Automation Computer』 概要 拒絶査定不服審判において,請求不成立の審決を受けたことから, 取消しを求めた。争点は,本願商標が引用商標(甲1)との関係で類 似するか,である。 用語 引用商標26観念23認識17審決13指定商品13自他商品識別12拡張4 混同4 法令 商標法4条1項11号4 主文 1 原告の請求を棄却する。 2 訴訟費用は原告の負担とする。 平成20年10月06日 知財高裁 平成20(行ケ)10092 特許権 行政訴訟 参考 審決取消請求事件 原告 ************** 被告 特許庁 対象 「X線画像検出器」 概要 拒絶査定不服審判において,請求不成立の審決を受けたことから, 取消しを求めた。争点は,本願が,刊行物1〜3との関係で進歩性 を有するか,等である。 用語 審決61当業者31周知23出願人16優先権主張16引用13実施12周知技術12 法令 159条2項3 50条3 29条2項2 主文 1 原告の請求を棄却する。 2 訴訟費用は原告の負担とする。 3 この判決に対する上告及び上告受理申立てのための付加 期間を30日と定める。 平成20年09月29日 東京地裁 平成19(ワ)10469 特許権 民事訴訟 参考 職務発明対価請求事件 原告 甲 被告 ***株式会社 対象 半導体レーザ装置 概要 被告の元従業員である原告が,被告に対し,被告在職中にした「半 導体レーザ装置」に関する発明等,合計6件の職務発明について特 許を受ける権利を被告に承継させたとして,特許法35条3項に基 づき,上記承継の相当の対価である金7億5378万円のうち,一 部請求として金1億円及びこれに対する平成18年12月22日か ら支払済みに至るまで民法所定年5分の割合による遅延損害金の支 払を求めた。 用語 実施121対価50ライセンス40実施許諾32許諾25時効24発明者21承継20特許を受ける権利19 法令 改正前35条4項7 改正前35条3項6 35条1項3 改正前35条4項3項2 改正前35条3項4項2 主文 1 原告の請求をいずれも棄却する。 2 訴訟費用は原告の負担とする。 |