2010.1/6(水)
 太陽光発電パネルの取り付け工事で屋根瓦の下にある防水シートに穴を開けてしまって漏水事故が多発しているとの新聞記事が出ていた。(朝日新聞)

 こんな記事が出ると怖くなる。政府は対策を実施するとのことであるが、過去に遡った対策をしないと、ブレーキになるなぁ。困ったものだ。


2010.1/12(火) 曇、小雨、一日寒かった

 S社の見積もりが届いた。4Kwの見積もりを持参。3Kwで良いので再度提出してもらうことにした。昭和シェルのパネルを使うとのこと。はっきりしないが比例部分を3/4にすると補助金を引く前の価格が210〜220万円程度になりそうです。安いばかりでパネルや施工が悪いのでは困るが、ちゃんとメーカの講習会を受けているとのこと、良いかも。
 ただし、県の補助金がすでに予算オーバーで受けられないとのこと。昨年11月にスタートしたのにもう無い?!、本当かな?
 市の補助金もあと数件のみとのこと。急がねば。


2010.1/15(金) 晴

 S社の3Kwに訂正した見積もりが届きました。218万円で取り付け工事や数年ごとの点検、消費税まで含む。これから20数万円の補助金を引けば、190万円で設置できることになります。
 なお、パネルを取り付ける屋根は、東南向きがやや入り組んでいるので多くを取り付けられず、北西向きの面にもだいぶ取り付けることになります。よって、12/25(金)に試算したものより少々悪くなると思われます。
 しかし、屋根の角度は22度ということが分かりました。12/25(金)の試算では15度としていたので、これよりやや良くなると思います。
 以上を合計すると、12/25(金)の試算と大きくは違わないのではないかと思います。
 そうだとすると、11Kwh/日*30日=330Kwh/月を発電できる予想です。


2010.1/16(土)

 最初の会社は補助金を引く前は280万円だったのが、約240万円の見積もりを持参した。S社との差額が20万円程度になった。
 ところが市の補助金も残り5口のみとのこと。国の補助金認可に20日かかり、その後、市に申請するそうなので、2/10頃の時点ではなくなっている可能性が大きい。また市の補助金予算は来年度もとってあるそうでそれが適用になるのは、5月ころの着工からであり、それ以前に着工すると補助金は出ないという。

 また、S社が一番安いのだが、パネルが大きいので我が家の寄棟方式だと多くのパネルを南東、南西に置けず、北西にも4割くらいを置くという。しかもその北西方向は山が迫っており、日没が冬は3時頃と早い。

そういうこともあって少し冷却期間を置くことにした。早くしたいのだが、残念。


2010.6/14(月)

 時間があったのでエネルギーに関する本を読んだりして勉強しました。その結果、太陽光発電は止めることにしました。それどころか、今はまだ太陽光発電は実施すべきではない、特に炭酸ガスが多すぎて困っているというこの時期に実施すべき施策ではないと考えるに至りました。

 原子力発電の完成された技術により1KWあたり約24円という安価な電力に対して、太陽光発電のコストは倍くらいします。だから、使い切れない発電量を政府が48円で買い取ってくれることで、10年余りで何とか、かかった費用を回収できます。買取金額と売れる金額の差の24円分は電力会社から国民に割り振って回収します。つまり、電力料金を高くして国民に新たな負担をしてもらうことで成り立つ制度です。太陽光発電はそうしないと実現できないものです。

 つまり太陽光発電装置は、製造するためにエネルギーを食いすぎるのです。特に一般家庭では設置場所が屋根に固定されるので変換効率が低く、その意味でもやるべきではありません。広大な土地が遊んでいる所で、太陽光パネルの角度を制御して最大効率で働かせる大型プロジェクト方式ならば、まだ良いかもしれません。

 太陽光発電パネルを設置するのは、昨今の省エネルギーとかグリーン何とかの運動に反しています。設置するのは止めましょう。

 これを読んで驚かれた人もいると思いますが、良く考えてください。現段階の太陽光発電はまだ採算が合いません、製造コストが高すぎます、発電エネルギーよりも製造エネルギーが大きすぎます。一般家庭用としては、まだ研究レベルのものと考えるべきです。大々的に実施すると、地球温暖化に拍車をかけることになります。

 太陽光発電は環境改善に役立ちません。太陽光発電を家庭に取り付けるのは止めましょう。


自問;なぜ政府は高い金を出して太陽光発電の電力を買い取り、それを国民から回収する制度を実施しているのか?

自答;太陽光発電装置は遠い将来は採算の取れるものなるかもしれない。その太陽光発電を研究し製造している会社を支援するだろう。幸いなことに国民がエコとかグリーン何とか運動に浮かれているので、国民に電気料金の値上げの負担を求めても反対意見が少ないと考えているのだろう。
 もう1つの見方がある。つまり経済成長のために産業を発展させる必要があり、そのためにお金が循環するしかけとして必要とされていると見ることができる。エコ的な観点と経済成長のための施策がごっちゃになっているといえる。

自問;太陽光発電は全てダメなのか?

自答;電線の引けないところでは大変貴重なものだろう。また、自然エネルギーを宣伝するための設備では、金がかかっていることを明示して示すならば、それはそれでいいのではないだろうか。

自問;おかしなことに国民も気づくのではないだろうか?

自答;気づきつつあるのではないか?


 ⇒2009年