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2009.12/24(木)
太陽光発電を付けることにしました。 以前からやりたかったのですが、1kwhを48円で買い取ってくれるサービスが11月から始まったのでやることにしました。 ただし、48円で買ってくれるのは最初の10年だけとのこと。それ以後のことはまだ決まっていないそうです。しかし10年先はもっとエネルギー事情は厳しくなっているだろうから不利にはならないでしょう。少なくとも以前と同じ値段24円くらいでは買ってくれるだろうから、自分で使い切れない分は利益になるものと考えました。 へんな金融商品を買って大損するよりは、夢があって良いように思います。これからは晴れた日は発電量を見ながら楽しく過ごせそうです。\(^o^)/ 見積もり1・・・ 数日前、家も作ってもらったM店に見積もりを依頼しました。システムは京セラで3.3Kwで取り付け工事を含め、補助金分を差し引いても254万円するそうです。 補助金は国が21万円、県が9万円、市が9万円です。市は今年の5月、県は11月になってから始めたのですが、金額も最低ラインのようです。県や市の担当者の意識が低かったのでしょうが、何よりも住民の意識の低さの反映と考えるべきだろうと思っています。 見積額がちょっと高いように思うので、別のところに見積もり依頼することにしました。 254万円が高いか安いか・・・いい車を買えばこれくらいします。うちの車は現在、プリウス(これは新車を買った)と、下駄(げた)代わりに近場を走るだけに使うつもりで10年近い軽自動車を今年9月に買ったばかり。プリウス2台と思えば、その費用で太陽光発電を設置できるのだから、安いものです。それで10年くらいたてば元をとってそれ以後の電気代は無料になりますから。 発電量のうち使い切れない分は48円/Kwhで買ってくれますから、昼間は電気を使わない方が早く原価償却できるそうです。昼も夜も居なければもっと早いでしょうが・・・(~_~; 試算・・・使った電力(買った電力)の価格は1Kwhで24円くらいで売った電力は48円ですから、もし、1日18Kwhくらい発電して全部売れば 48円/Kwh*18Kwh*30日⇒月当たり25,920円の収入になります。 もし自分で毎日11Kwh使うと売れる電力は(18-11)=7Kwhになります。 48円*7Kwh*30日⇒月当たり10,000円が収入になります。 これで設置費用の245万円を支払うことにすると、 245万円/(10,000円*12ヶ月)=20年 20年たたないと元がとれないことになります。あれれ、これでは大変です。 そこで別の試算・・・発電している昼はあまり使わないとした場合;一日の消費電力11Kwhのうち、発電している昼間に使うのは3Kwhだけで残りの8Kwhは発電していない夜使うとします。その場合(18-3)=15Kwhを売れることになります。 48円*15Kwh*30日=21,600円 つまり、収入は21,600円になります。これで245万円を償却すると、 245万円/21,600円*12ヶ月=9.5年 9.5年で償却完了となり、それ以後はその分が利益になります。 ただし、現在の法律では48円で買ってくれるのは設置から10年までですので、その後は24円になるかもしれません。24円になっても使う分より少し多いくらい発電するので、電気量が無料になりいくらかの収入になります。 期待をこめた見通し・・・太陽エネルギー重視の政策が強まり、48円買取が継続する可能性もあると思います。 2009.12/25(金) エコロジーには関心はありますが、太陽光発電はその観点よりも個人的な損得の観点で設置を考えています。とはいえ、太陽光発電システムの製造のために消費されるエネルギーを回収するにはどれくらいの時間がかかるのか気になるところです。 エネルギー収支は・・・発電システムの製造のために消費されるエネルギーを回収する時間をエネルギー・ペイバック・タイム(EPT)というそうですが、ある案内を見ると、太陽光発電システムは2.4年程度で可能だそうです。 通常の電力料金は1Kwhが22円程度ですから、買取価格が48円というのは破格の高値です。原子力や火力発電などの電力原価は22円よりも安いわけですので太陽光発電はまだ経済性は低いと言えます。しかし、原子力の危険性など考えると今後さらに進むものと思います。 高い48円で買い取った電力会社は、電力料金として全国民から少しずつ回収するので損にはならないそうです。 屋根の向き・・・私の家の屋根は前面が入り組んだ寄せ棟になっており、太陽電池パネルは囲った4面に分かれるようです。若干、施工コストが高くなりそうです。 いま考えると間取り、複雑な屋根にもまずかったですが、どうにもなりません。、何か良いことを考えましょう・・・なかなか見つかりません。(~_~; 北側面でも60何パーセントの発電はするそうです。うちの場合はたぶん75%程度の北東向きがひとつあるだけですからあまり気にすることはなさそうです。 発電実績・・・3.3Kw装置で1ヶ月の発電実績を紹介しているホームページをみていたら、なんと1ヶ月で330Kwh程度と書いてあるのが見つかりました。これでは、一日当り11Khwにしかなりません。これじゃ私が18Kwhと仮定した場合の11/18=61%になってしまいます。「別の試算」では9.5年で元が取れると考えましたが、15.6年に伸びてしまいます。困ったな。(~_~; 2社目と会った。年明け早々に見積もりを持参するとのこと。その際、屋根の角度、方角から算定した発電量予想を持参するとのこと。ただし、西側に山が迫っているのでやや落ちると見なければならないだろう。 発電シミュレーション・・・ 発電量を知りたいものと調べていたら下記URLで紹介してあった。 http://ecolifejp.fc2web.com/reform/taiyou-simu.html それによると、我が家の場合は、屋根の傾斜角度はおおよそ15度で、一番大きい面積の方位は東南なので-45度となり、下記のグラフになるようです。 上記URLには合計の発電量が出ていないので、上記グラフを元にして原始力(原始のやり方、つまり手でシコシコ計算する方法)で調べることにしました。 9月20日を調べてみます。6時に20%だから、6時から7時までの1時間で3.3Kw*0.2*1h(時間)=0.66Kwhの発電量と考え、これを17時まで足し算しました。 (0.2+0.35+0.49+0.58+0.62+0.64+0.61+0.54+0.43+0.29+0.13+0.02)*3.3Kw*1h=16.2Kwh となりました。同様にして12月20日も計算すると10.5Kwhとなりました。 なお、西南向きのパネルが1つありますが、これは上のグラフが少し右にずれるが概ね同じもの。 ところが、少しだけ北東向きのパネルがあるので、5%くらい割り引く必要がありそうです。 9月20日;16.2*0.95=15.4Kwh 12月20日;10.5*0.95=10.0Kwh 参考;屋根傾斜30度で南向きなら、9月20日で17.6Kwh発電します。 これは全て晴れている場合の発電量です。直雨の日も明るい雲ならば0.2〜0.7Kwくらいは発電するようですから一日で2Kwhくらいにはなりそうです。暗い雲ならほとんど発電しないそうです。わが町はあまり雨が降らないのでその点は好都合です。 以上を総合すると、残念ながら実際は一日平均11Kwhくらいになりそうです。納得できました。 見積もり2・・・S社がやってきて打合せた。250万円はしない、年明け早々に発電シミュレーションなどと共に見積もりを持参するとのこと。 2009.12/27(日) 見積もり3・・・ 電気量販店のインターネット宣伝経由で、東京に本社のあるY/S社に申し込んでいたところ、電話で回答がありましあ。電気工事、設備工事を含め、税込み、補助金を引いて213万円程度になりそう。中国の半導体メーカのパネルを使うそうだがパネル部分は25年補償とのこと。正月開けに他の見積もりが出たら再度連絡することにしました。 屋根に穴を開けて固定する工事などあるので、できれば近くの店が良いのですが。 昨日、コンセントに取り付ける電力メータを買って来ました。2980円。 トイレの便座の暖房がどれくらいか気になっていたので買ってみました。さてどれくらいになりますかね? ⇒2010年 |