東海村近辺の今日の放射線量 |
放射線量計を使う ⇒目次 ⇒六車農園 2011.5/31(火)、曇り、風強い 一昨日、放射線量計を買いました。これまで0.1μS/h(1時間当たりのマイクロシーベルト)のものは5万円前後であったのですが、数日前0.01μSまで測れるものが5万円以下で出ていたので買ったものです。 JB4020という中国製のものです。アマゾンでは59,000円のものがありましたが、価格コムで見ると41,640円(+送料500円)のものが出ていたのでさっそく注文したら2,3日後に届きました。あまり値段の低いものは何か無理しているので、ほどほどのものが良いかもしれません。 ※上の購入時期から3ヶ月半たった2011.9/14(水)には、半額以下の19,980円で売り出しが出ています。ライバルが増えたのか、量産体制ができたためか。 大きさ;約55*165mm、厚さは28mm程度。55mmというのは名刺の幅と同じです。 中には、ガラスの小さな試験管の形をして不活性ガスを封入したガイガー・ミュラー計測管が入っているので衝撃には弱いため、落とさないように気をつけることが大切です。 単3の電池2本で150時間連続運転できるそうです。マンガン電池とリチウム電池ではだいぶ違うと思いますが。私はアルカリ電池をセットしました。 測定範囲;0.01〜200.00μS/h 放射能感度;Cs137に対して誤差≦±30% 相関性誤差;≦±10% これがどの程度良いのかどうかわかりません。 なお、誤差を修正する校正装置はありません。 さっそく測ってみると、30秒間での平均値を1時間に換算する方法で測ってみると0.05μS/hのときもあるし、0.16μS/hのこともあります。放射線は多かったり少なかったりしているのでしょうか。60秒間の平均値に変更できますのでやってみると少し安定するかと思いますが、大体同じくらいのようです。 1秒ごとに測定することもできます。見ていると、0.00になったり、多いときは0.41になったりします。 また、長時間の累積測定もできますので、1時間測定してみると0.12μS/hでした。これがこの付近の平均値と言えそうです。 日立市の大沼町での最近の測定が0.16〜0.16μS/hと出ていますので、少し山側に引っ込んでいる西成沢町の付近では少し低いのかもしれません。 先日も計算しましたがこれを年間に直すと、0.16μS/h*24時間*365日=1.4mS(ミリシーベルト)になります。 世界の年間平均被曝量は約2.5mS、日本では1.5mS程度ですから大よそ平均値、細かく言えば若干少なめということになります。あすから、場所を変えて測ってみます。 どこかの販売店のホームページで、この測定機をもって行機に乗って1万フィート(約3千メートル)で1.8〜2.12μS/hくらいを計測している動画が出ていました。平地の約10倍の値です。 購入後のデフォルトでは30秒ごとに数値が表示されるが0.16μS/hとか、0.05などとばらつきが大きいです。これは、30秒間での測定値を1時間、つまり3600秒に換算しているためばらつきが大きいのです。そこで、60秒にしてみますがあまり変わりません。何とかもう少し安定な値を測定したいと思い、1時間の実測を試みました。 その方法・・・累積表示にします。単位はμSで表示されます。/hが表示されません。その状態で、MODEボタンを長押しして設定モードにし、さらにMODEボタンを3回押してμSの表示を点滅させます。そこでPOWERボタンを押して0.00に戻します。その後、MODEボタン長押しで設定モードを終わりにします。 これで、今からの累積値が測定されます。100円ショップなどで買ってきたキッチンタイマーで60分の測定を開始します。 60分後に累積値を見ると0.11μSなどとなっています。これがこの1時間の放射線量の実測値ということになります。もし、同じやり方でもう1時間測ってみると0.11とほとんど同じ値が観測されるはずです。 2011.6/1(水)、曇り、風強い 畑の放射線量は地上1mくらいでは自宅とほとんど変わりません。貯水池とか石垣の近くは土手の下になるので気になっていましたが、ここもほとんど同じです。日本の平均値レベルです。 日立市西成沢町4丁目;0.05〜0.16μS/h フィットネスクラブのある海岸地区は少し多いようです。とはいえ、健康には全く影響のないレベルです。 日立市国分町3丁目;0.08〜0.19μS/hくらいでした。 2011.6/2(木)、曇りのち小雨 小雨のとき、自宅では0.05〜0.12μS/hでした。昨日のように0.16になることはありませんでした。雨が影響するのか、偶然なのか分かりません。 そういえば松戸市あたりでは0.44μS/hくらいが観測されているそうですが、福島原発の距離とは関係ありませんから飛散した粒子からの放射線なのでしょう。 私が買った放射線量計では、物の放射発生能力のベクレル値は測れませんので微粒子がどのように来ているのか(それを体内に取り込んで体内被曝につながることが)心配ですが、一定量多くなると放射線量計でも測れるということのようです。 2011.6/3(金)、うす曇り ミニトマトの枝を挿し木した4本をポットから地植えに移しました。嬉しいことに、白い根がポットの周りにたくさん伸びていました。大玉のトマトも4つ挿し木してありますからこれも来週には移せるでしょう。 Aさんからもらった落花生の苗を地植えに移しました。もう畑は一歩の隙間もありません。とはいえ、来週にはスナップエンドウを撤去し、その後にはすぐにさつまいもを植えます。 半ばにはそら豆を撤去し、今月終わりには玉ねぎを取り出す予定。じゃがいももその頃掘り起こしでしょう。 庭の芝生の上;0.19〜0.25μS/h。少し多い。 室内;0.05〜0.12 〃 裏の畑/地面の上;0.12〜0.17、稀に0.23 注意・・・「0.19〜0.25μS/h」と書いたのは、1分(60秒)ごとの放射線量を1時間に換算した値です。「0.19」とか「0.25」など1つが表示されます。「0.19〜0.25」と表示されるわけではありません。数分間見ていると、1分ごとに0.19から0.25の間の値のいずれかが表示されたということです。0.20が一番多かったような気がします。 変動幅が大きいので、1時間くらい測定して平均値を出さないと正確なところは分かりません。 私の持っている測定器は2つの機能があります。 (1)1秒間(または30秒間、60秒間)での放射線量を1時間に換算して表示 (2)長時間にわたる累積の放射線量の測定 長時間の平均値を示す機能はありません。これがあれば1時間での平均の放射線量を測定でき、信頼性が増すのですが。 いずれにしろ、年間になおすと1.5mSくらいであり、日本の平均値と同じ、世界の平均値の半分くらいであり安全圏内の問題のない値です。 2011.6/7(火)、曇り 午後、海に行き海藻を拾ってきました。地震が起きたらすぐに帰ろうと話しながら、浜辺を散歩しました。 海藻は真水をかけて塩抜きをした後、堆肥に加えてカリウムやヨウ素などを補います。放射能が心配なので海藻の上に放射線量計を置いて測ってみましたが、普通の地面と同じ程度でした。0.07〜0.24μS/hくらい。 また、海でも測ってみましたが、ほとんど自宅と同じでした。 日立市河原子海岸北側、高さ約1mで、0.05〜0.16μS/hくらい。 2011.6/8(水)、曇りのち晴れ 午前9時、室内で地上約1m、1時間にわたって測定した平均の放射線量は、0.11μS/h。年間換算では約1mS・・・平均よりも低い。昨日も同じ測り方で0.11μS/hでした。 場所;茨城県日立市西成沢町4丁目。 2011.6/9(木)、晴れ 昨日夕方;自宅庭の地面での1時間の実測値 0.19μS/h 本日8時ころ;裏の畑の地面での1時間の実測値 0.19μS/h やり方;キッチンタイマーで1時間を測定し、その間の放射線量の累積値を測定しました。地上1mよりは少し多いですが、地表からの放射線を強く受けるので多くなるものであり当然ですので何も心配ありません。 隣の畑のAさんの水タンクでも、(30秒間の測定を1時間換算して)0.07〜0.25μS/hでした。平均は分かりませんが、大体のところ0.19程度ではないかと思います。何の問題もありません。 2011.6/13(月)、曇り 昨夜は2、30mm程度の雨が降ったようで、また朝は北より風だったので、どうだろうと思って放射線量を測定しました。 方法;1時間の実測値、場所;日立市西成沢町4丁目の自宅庭の地面 時刻;9時前後と10時過ぎ 放射線量;0.21μS/h、0.20μS/h 数日前に測った時は0.19μS/hだったので少し多いようですが、誤差の範囲程度です。 2011.6/14(火)、曇り 方法;1時間の実測値、場所;日立市西成沢町4丁目の自宅庭の地面 時刻;午後6時前後 放射線量;0.20μS/h 2011.6/17(金)、雨 放射線測定 装置; JB4020 方法;1時間の実測値、場所;日立市西成沢町4丁目の自宅庭の地面 時刻;午後6時前後 放射線量;0.20μS/h |
接続回数(2009.9〜) |