DSC 堂平 シニア クラブ

設立主旨の詳細説明
 (⇒回覧資料pdf
 団地内の高齢者が楽しく過ごすための活動ができないものかと、十数年前から考えていました。ふれあいサロン活動(ニコニコ茶話会など)がすでにありますが、これはあまり体を動かさない集まりであり、スポーツというほどではないがもう少し体や頭を動かす集まりを期待していました。

 昔ながらの老人会は、集まって話す・歌う・踊る・出かける・ゲームなどやる・食べる・飲む、などするようです。しかし、老人会に入る人は年々少なくなっているようです。これは、自分の好みじゃないものに無理に引っ張り出されるようなことを敬遠する人が多いためかもしれません。昔は、老人の楽しみは老人会くらいしかなかったのに対し、最近は色んなことをやれる社会になっています。そのため老人会に入る必要を感じない人が増えている、と考えました。

 そこで、好きな活動をやる人たちの集まりをいくつか作れば、無理せずに楽しく仲間ができて活動できると考えたのです。そのため、時間をかけて1つづつスタートさせました。

2024年7月にこれらをまとめて高齢者クラブ、「堂平シニアクラブ」として発足させました。

これまでの 多くの老人クラブや高齢者クラブとの違い・・・ラジオ体操からスマホ教室まで、募集はクラブ登録者に対してだけではなく、地域の住民全体に対して声かけします。回覧資料を準備する実費だけで毎回300円かかりますが、こうすることで参加者が少しずつ増え、クラブの存在意義を高め、広められると考えています。

今後、新しい活動グループが始まることを期待しています。(会長;六車正道)

*1963年に厚生省管轄の老人福祉法ができ、これをもとに 老人会への補助金が出るようになり、さらに1995年に高齢社会対策基本法ができた。老人という言葉は否定的なニュアンスが強く、そのため、高齢者という表現に変わったものと思われる。95年の法律を根拠として、高齢者という言い方が増えてきている。ただし、昔できた法律の名称などはそのままに老人と言っているものが多く、民間側も全国的には現在も「老人会」と言ってるところが多い。
とはいえ、老人会的運営では参加人数が減って運営に行き詰まっているところがあるようで、新たな形の必要性がいくつかのネット記事に書かれている。
日立市では、資金的には高齢福祉課の元、 内容的には「高齢者クラブ連合会」が独立して各高齢者クラブ活動を支援している。

※「高齢者クラブ連合会」は2025年から日立市社会福祉協議会で運営されている。