肥料をやる 2017年
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2017年7月

 晴たり曇ったりの天候だったので、公園の桜の木に肥料をやりました。

 公園にある6本の桜のうち左5本の元気がありません。この時期の葉は深緑のはずなのに黄緑のままで枝は伸びず枯れている枝もあります。数年前はテングス病がひどく、キノコが生えているものもあります。


 このままでは枯れてしまいそうです。すでに手遅れだという人もいます。手遅れかもしれませんが、何もしないで枯れるのを待つのは嫌なことです。市役所の公園係では、こちらから連絡すれば枝は切ってくれますが、肥料やりや草刈りは団地(が請負っている公園を守る会)に一任してあるようです。

 そこで、関係者の協力を得て肥料をやることを計画しました。施肥の一番いい時期は、5月のお礼肥と1~2月の寒肥のようです。7月末からは来年の蕾の準備を始めるので、この前にやっておくのが良いということです。今は最良の時期ではないようですが、何もしないより良いでしょう。また来年の最良の時期の2月にになると風邪ひいたりしてやれないかもしれませんので、元気な今のうちにやることにしました。

自治会(公園を守る会)へは計画の文書を出しました。この文書は、許可願いを出すと許可していいのか難しいだろうと考え、「桜への肥料をやるので連絡する」、という形にしました。

 いろいろ聞いてみると、夏は木も疲れるのであまり根をいじめるのは良くないとも言うそうです。根から遠い所に肥料をやり水をちゃんとやるから悪影響は少ないだろうと考えることにしました。
影響でないような遠い所にやるのでは効果がないのではないか・・・そうかもしれませんが、少しはあるかもしれません。やってもやらなくても同じなら、やって少しでも効果があれば良いことにしましょう。

 下の写真はこれから肥料をやる桜です。枝が伸びておらず、上の枝は葉がなく枯れているようです。


元気な桜は根もとに草をはやさないために特有の毒を出して雑草が生えない様にするそうです。ところがこの桜は根もとまで芝が生えています。元気がない証拠かもしれません。




インターネットで調べてみると深さ10センチも掘れば充分だと 書いてあったので10センチ掘って肥料をやりました。 後でこれは、間違いではないものの、このような公園では不適当でもっと深く掘ることが必要とわかりました。






2017年7月22日
 この前後に、桜への肥料やりを実施。周囲2、3mの所に5カ所ずつ穴を掘り肥料を埋めました。5本で25カ所です。数日かけて少しずつやり、最終日は4人集まりました。


7/28(金) 切った芝の多くは切った部分の土は分からなくなりましたが、芝は切られたために黄色く変色しています。これは大丈夫です。芝は根切りをすることでその後元気になります。長い目で見ると、むしろ好都合の事というべきでしょう。