●●● 1976年 0件 1989年 126件 1998年105件
77 2 1990 158 99 118
78 2 91 200
79 4 92 149
1980 6 93 136
81 11 94 119
82 5 95 123
83 9 96 77
84 14 97 78
85 28
86 51
87 63
88 104
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収録の 日本人出願 主要分野は 全分野が
範囲 のみ 全出願人 全出願人
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※上記のように、3つの年代区分で少しずつ収録の条件が違います。
大雑把に見て、1988年ころから1995年ころが開発のピークだったことが分かります。もちろんこれは工業的な実用化のためのアイデアを発明として申請した数ですので、白川博士たちの努力はこれよりもずっと前だったのでしょう。推測ですが、1970〜1975年ころだったのではないでしょうか。
ところで、H5(1993)年のIPDLの件数は41件に対し、Patent Webは136件と多いのは、IPDLの要約が発明者作成の文章であるのに対し、Patent Webの英文抄録はJAPIO(日本特許情報機構)で抄録を作り、英訳したものであることが原因です。
つまり、発明者の書いた要約文は肝心な用語を漏らすことが多いのに対し、第3者(JAPIO)が書きなおした抄録文はそれらが漏れなく収録されていると言えます。これは一般に言われている「抄録は本人作成より第3者作成の方が質が良い」ことと一致しています。
なお、日本特許の英文抄録は、IPDLにも収録されています。しかし、収録がH5年以降であること、また"conductive polymer"というフレーズ(文脈)で検索できないことにより、使いませんでした。
IPDLでは、文脈"conductive polymer"の代わりに、conductive AND polymer で検索することができます。しかしこれは、長い文章のどこかに
conductive と polymer のある特許を探すので、ノイズ(不要なもの)を多く含みます。
例えばH5年をconductive AND polymerで検索してみると667件も出てきます。内容を見てみると、多くのものがノイズです。
この結果は、無料データベースと有料データベースの使い分けの一例とも言えます。なお、日本特許の英文抄録は、Micro Patent社/Patent Web以外に、同じく有料データベースであるDIALOGやQuestel/ORBITなどでも利用できます。