ファミリー特許（対応特許）の連続出力が可能になりました。キーワード検索や特許番号検索で得られた複数件の特許について、まとめてファミリー特許リストを入手できます。（今年９月までは１件ごとに出力しないといけなかったので大変便利になりました。）
　このファミリー特許の連続出力は、実用上、全世界のファミリー関係特許をリストアップするものです。
注意；　もし検索回答などで２０件あったような場合、その回答中にファミリー関係の特許があると、それは見出しが１つになり、他方はその中のファミリー特許の一つになります。このため、見出しの件数が少なくなってしまうことがあります。
　　※「ファミリー特許短縮リスト」は、検索回答の中でファミリー関係の特許をまとめて出力するものであり、これとは違います。

　データソースは、信頼性とカバー国では定評のあるINPADOCです。TOPS契約などでの利用では追加料金なしで利用できるのでいっそう便利です。

やり方・・・PatSearch Fulltextで検索すると番号／題名リストが表示されます。そこで、必要なものにチェックを付けるか、または、右上のプルダウンメニューで［Check All］とし［Execute・・・］をやり全体にチェックをつけます。

　次に、［Family Hitlist Report］で［Execute・・・］をやります。
そうすると、Patent Family Report Options の画面がでます。

　この画面の下に、○Complete Family Report が表示されていますので、チェックして［Submit］をクリックします。そうすると番号順に、題名・抄録の次に、60数カ国のうち存在する国々のファミリー特許（公開）番号がリストアップされます。

　以下の例は150件くらいの検索結果の全体に対して上記の処理をおこなったもののうち、33番と34番の特許のリストです。一件ごとに色違いで表示されますので、たくさんあっても間違わないようになっています。

　なお、PatentWebの実際の出力では、のマークをクリックすると別ウインドウが開いて、抄録や代表図面が表示され、さらにそこから明細書などもみられます。（この紹介画面では表示されません）