明細書入手の範囲拡大  H13.7.6

 グローバルTOPS契約を結ぶと、下記のように、電子化されている明細書(イメージ形式)が無料で無制限に入手できます。

USPTOやesp@ceのように1頁ずつではなく1件まとめて、また何件もまとめて、入手できます。

Japan (JP) 公開 1974(昭和49年)〜
USA (US) 1836(特許第1号)〜       
Great Britain (GB) 1930〜   
Germany (DE) 1880〜
France (FR) 19300〜
Switzerland (CH) 1890〜
Netherlands (NL) 1965〜

注意.上記の国ごとの収録開始時期は参考としてご利用ください。
 以下の国々は、収録開始年が不明です。
 
Austria (AT), Belgium (BE), Denmark (DK), Spain (ES), Finland (FI),  Greece (GR), Ireland (IE), Italy (IT), Luxembourg (LU), Monaco (MC), Netherlands (NL), Norway (NO), Portugal (PT), Sweden (SE),
Australia (AU), New Zealand (NZ)
Canada (CA)
Soviet Union/Russia (SU/RU)
ulgaria (BG),  former East Germany (DD), Hungary (HU), Poland (PL), Romania (RO), Yugoslavia (YU)
hina (CN), India (IN)
Brazil (BR)
API (OA) and ARIPO (AP) Regional Patents

※ 電子化されていない紙資料の郵送($19.5)は対象外であり、別途請求されます。
 
使ってみると・・・昭和49年の日本の公開明細書は、公報の実物くらいにきれいに印刷できました。
 と言っても、実物が簡単には見られませんが。
実物を見たことのない若い方々へ・・・公開公報の最初の頃は、公報自体が見にくかった事を聞いていると思いますが、本当に大変でした。ちょっと字画の多い文字は想像して読まねばならないことも、ちょいちょいあったのです。原本がその程度ですから、それ以上に鮮明にはなりえませんが、この画質は究極のものでしょう。
便利な使い方・・・ 
(1)商用データベースで検索をします。抄録が100円とかもっと高いものが普通ですので、番号だけを出します。そして、Patent Webにその番号を入力して、無料の明細書を出力します。数十件までなら一括して出力できるので便利です。 
 
(2)調査結果として関係する特許が80件ほどになりました。この明細書をPatent Webでまとめて入手します。MP形式で入手すると多くの特許もまとめて1つのファイルで入手できる、そのままプリントできるので簡単です。 
 
(3)80件の関係特許をCD−Rで納品して欲しいという要望がありました。さっそく、PDF形式で入手してまずハードディスクに蓄積しました。かかった時間は40件くらいずつに分けて2回やりましたが、合計で1時間くらいでした。次に、それらを20分くらいでCD−Rに焼きました。
 発明部門に持参したり、自宅で読んだりするときに、重宝しています。