PatentWebでは特許の検索だけでなく、トレードマーク/商標の検索も可能です。PatentWebは、まったく同一の商標だけではなく、論理式、また音の似ているものなど、豊富な手段を使って検索することができます。
利用するには、ログインネームやパスワードを入力する画面で「Trademarks」を選択します。

検索画面ではデータベースの選択をし、質問事項を入力して、[Search]キーをクリックします。
下図は、US連邦データベースを対象として「amazon」で検索したものです。

330件ありました。件数が多い場合は、そのうちの25件のものがまず表示されます。
検索結果には、先頭にある「MAMAZON」のようにamazonの綴りを含むものであれば先頭に別の文字があっても対象になります。

上図の番号をクリックすると、下図のようにこの商標の出願人や現状などを知ることができます。

上図の[Status Link]をクリックするとUSPTOの最新データから現状を知ることができます。

下図は条件を変えて「amazon and book」として検索したものです。

回答は5件になりました。amazonとbookの両方を含むものがリストアップされました。この例では全てがamazonであり、その前には何も文字がありませんが、あっても検索されます。

下図は、「□NearXact」にチェックしていますが、質問ワードは「amazon」で検索しています。

その結果、61件の回答がありました。この61件は、質問した内容とまったく同じものだけがリストアップされます。amazon
の文字の前後に別の文字があったり、また、別のワードがあると対象外になります。

「NearXact」の部分をクリックすると下図のようにその定義が表示されます。

上図の左上にある「Show」をクリックすると下図のように、左の部分に全体の目次が表示されますので、クリックすることで全てのヘルプを参照できます。

「Phonetic」をチェックして検索すると、綴りが間違っているものとか、音が似ているものなどを検索することができます。
下図はPhoneticを指定して、amazonで検索しています。

回答は1319件と大きく増えていますが、下の例にあるように関係のないノイズもたくさん含まれています。

医薬品など発音が微妙なものの場合は特にこのPhonetic機能は役立つようです。
下の例は、alinamin で検索したものです。音の似たものが数多くリストアップされていることが分かります。

また、分類や番号での検索もできます。さらに、下に3つほど書誌的事項で限定することができるようになっています。

この限定は、一部を上に示しますが、商標管理に重要な多くの項目で検索できるのが特徴です。