■■■■■メールマガジン;六車技術士事務所■■■■■ 2018.10.19 ■もし検索回答にノイズが全く無かったら もし検索回答にノイズが全く(orほとんど)無かったら便利でしょうか? AI技術が特許調査に本格的に使われるようになったら、質問に対するノイズがほとんど無い時代が来るかもしれません。 来るわけないだろう・・・、と言う人もいるかもしれませんが私は、数十年先にはそうなるような気がします。 人間がやれるんですから当然AIでもやれるだろうと思うのです。 もちろん、AIによる調査の前に、AI側から質問が出されるでしょう。 その返事に矛盾があれば指摘されるでしょうね。 ただし、矛盾があればAIは調査してくれないのではなく、あいまいな点はそのままでやってくれるのではないでしょうか。 そうなったときの検索技術者の役割りは、質問者(研究者や発明者)のあいまいな点を上手に整理してやる仕事になるのかもしれません。 しかしその内にAIも質問が上手になって質問者自身が十分答えられるようになって、検索技術者の役割りは終わるのでしょう。 検索技術者は、公開情報をもとにして自ら発明者になるか、情報を定型的でない分析や加工を行なって、新たな情報を作り上げる役割になっていくものと思われます。 ★公開情報をもとにして発明を行なう・・・これは当分の間、人間が行なう役割りでしょう。しかし、質問に対してノイズのない解答では発展幅が狭くなるような気がします。 つまり意図しなかったノイズこそが、質問者の頭を刺激して新たな発展のタネになることがあるのではないでしょうか。 そのため質問を意図的に、絞り込まないで「ぼかす」ことが必要になりそうです。 ただし、いい加減にボケてると「ボーっと生きてんじゃねーよ」という事になりかねません。 「絞り込まないことを上手にやる」検索が必要になるのかもしれません。 --- <広告> --------------------- 知ってましたか?、概念検索は無効資料調査に最も適しています。 概念検索の無料セミナーを開きたい方、詳細は下記URL。 ⇒ http://www.patentcity.jp/merumaga/20180119.htm --------------------------------- ◆今回の記事は面白かった!と思った方はワンクリックしてください。 (クリックしても何も義務はないし、誰なのか分かりません) http://clap.mag2.com/kaethihaet?20181019 ---------------------------------------------- ◆過去のメルマガ一覧 http://www.patentcity.jp/merumaga/index.htm 発行元 六車技術士事務所/六車正道 http://www.patentcity.jp/muguruma/index.htm メール http://www.patentcity.jp/mailtomug.htm ---------------------------------------------- |