■■■■■メールマガジン;六車技術士事務所■■■■■ ■実務に役立つ『特許検索』ノウハウ講座、通信教育講座 http://www.gijutu.co.jp/doc/t_90108.htm 1/27(火)締め切り、1/30スタート 情報検索の通信教育講座とは珍しいような気がします。しばらくは 調査の外注もやり難い経済状態が続くでしょうから、調査1件の数 分の1の費用で済む講座を受けてみてはいかがでしょうか? 充実したテキストを入手するだけでも価値があるかもしれません。 第1講 「検索式による特許情報の検索」 ?漏れやノイズの少ない上手な検索のやり方? 第2講 : 「概念検索による特許情報の検索」 ?検索式を使わない検索手法の上手な使い方? 第3講 : 「検索結果の活用」 ?特許情報の分析・加工、調査報告のまとめ方、 特許情報利用による研究開発の効率化や研究テーマ発掘への活用? ★ここまでノウハウをバラスと、調査依頼が来なくなるかも(~_~; ■「概要」抽出加工ソフトは進化しています。 知財関係の判決の速報サービス「IP判決e速報」では、例えば、 下記は審決取消訴訟の実例ですが、(2)は2008年12月配信データ の実例です。(1)は、同じものを2009年1月のソフトで処理した ものです。 (2)は判決文の一部を抜き出したもので冗長な割りに内容が良く 分かりません。これに対し(1)は(2)の文章を要領よく圧縮し、 さらに「争点」を追加しています。(1)はかなり分かり易いもの になっています。 (1)新ソフトによる分かり易いもの 概要 訂正審判において,特許庁が請求不成立との審決をしたので,原告 が取消しを求めた。争点は,本件訂正が,1.特許請求の範囲の減縮 を目的とする訂正といえるか,2.新規事項の追加に当たるもので ないか,3.独立特許要件を満たしているかである。 (2)旧ソフトによる冗長なもの 概要 原告が,平成9年4月18日,特許の出願をし,平成16年3月2 6日その設定登録を受けたところ,これに関し原告が平成20年2 月25日付けで訂正審判請求をしたので,特許庁がこの請求を訂正 2008?390024号事件として審理し,平成20年5月27 日,請求不成立との審決をしたので,原告が取消しを求めた。 ★そういえば先週の判決では某大手メーカが審決取消訴訟で勝っていま した、珍しく。 実例データのサンプル配布中 http://www.patentcity.jp/muguruma/ipsokuho/sub1.html ■中国の登録特許が急増 2008年は中国の登録特許が急増しました。2005?2006年が5,6 万件だったのですが、2008年は9万件に手が届こうとしています。 公開特許が2005年ころから急増していましたので予想されたも のではあったのですが。 件数グラフ http://www.patentcity.jp/patentcity/ A61Kの医薬品が約5,700件あり、全体の6.3%もあります。公開公報 の7?8%よりはやや少ないですが。 冬虫夏草などの漢方薬の粉末の作り方とか化学薬品の抗がん剤など もたくさん出願されています。 2008年の日本公開特許では(5,206/312,443=)1.7%ですから4?5 倍も多いことになります。 ★中国旅行のお土産は薬にしましょう!! ただし、安全は自己責任で気をつけて。(~_~; -------------------------------------------------------------- 発行元 六車技術士事務所 http://www.patentcity.jp/muguruma/index.htm http://www.patentcity.jp/patentcity/index.html -------------------------------------------------------------- |