■■■■■メールマガジン;六車技術士事務所■■■■■ ■知財関係の判決速報サービス「IP判決e速報」無料配信 4月から発行元が六車技術士事務所に変わりましたので、それを 記念して、数ヶ月間にわたる無料配信サービスが4/7(月)発行分から 始まっています。 サービスを受けてみたいと思う方は、下記URLから申し込んで ください。(無料サービスを受け取っても何も義務はありません) http://www.patentcity.jp/mailtomug.htm ■新技術開発は偶然や失敗から P社のメルマガのコラムに、新技術開発は偶然や失敗を見逃さな いことが大切だという記事がありました。 そのとおりなのですが、「偶然や失敗を見逃さない」ためにはど うしたら良いのでしょうか? その対策として大事なことと言われていることは、対象分野の専 門知識を豊富の持つこと(=勉強すること)が必須と言われていま す。 ゆとり教育ではなく、ある程度の詰め込み教育が必要ということです。 基礎知識がないと、リンゴが落ちるものを見ても「万有引力」に まとめ上げることはできない、というものです。 そこで、特許情報を利用すれば(工業技術に関する限り)、全 ての技術分野に関する情報を、簡単なやり方で、開発から2年 目くらいの新しい情報を、具体的で詳細に分かり易く書かれて いる形で入手できます。 つまり、特許情報を利用すると最新技術を学ぶことができアイデア 発想支援ツールとして役立つと言えます。 特許情報をアイデア発想に利用するというと、高価で面倒な分析 ツールとか○○システムなど特別のものが必要と考えがちですが、 そうとは限りません。逆に、ツールの勉強が難しいと使ってもらえ ません。 継続して使われている「アイデア創生のための○○法」を知っ ていますか? どうも、そのようなものは無いようですね。 ○○法を導入したときは成果があったように発表しますが、継続し て使われている発想法は1つとしてありません。 簡単なアイデア発想に○○法というものは役に立たないようです。 現実に、最も成果を挙げているアイデア発想は、専門知識を豊富に 持った人が一生懸命に考えることでなされています。 アイデアが浮かんでくるのを待つ、ということです。この考え方は 従来からあるもので、これらは深層意識の努力によりなされるもの と考えられています。 対象技術に近い内容の特許情報を「概念検索」などにより簡単に 探しだし、それを読んでいると、新しいアイデアが勝手に浮かん でくることが期待されます。 ※なお、新技術を開発しようという目的意識は必須です。目的 なく漫然と特許情報を読んでも新しいアイデアは浮かばない でしょう。 さらに、浮かんだアイデアを書き取る「メモ」も大事です。 実は、昨年夏、この方法で良いアイデアをまとめることが出来ま して特許出願しました。特許情報と概念検索利用によるアイデア 発想を長年追っかけてきましたが、実際に特許出願したのは初め てです。特許公開になるのは、たぶん2009年2月頃と思われます。 ■過去の索引 http://www.patentcity.jp/merumaga/index.htm ---------------------------------------------------------------- 発行元 六車技術士事務所 発行元へのメール http://www.patentcity.jp/mailtomug.htm 配信申し込みや配信中止 http://www.mag2.com/m/0000181771.html -------------------------------------------------------------- |