■■■■■メールマガジン;六車技術士事務所■■■■■

 2月中旬,厳冬の韓国・ソウルの特許情報関係会社を訪問しま
した。

幹部の事業への真摯な態度,品質向上へのひたむきな姿勢に感銘
を受けました。
日本でも特許情報サービス各社の幹部の方々は独自の雰囲気をも
つ人が多いと思っていますが,この会社は特に品質向上に関して
強い印象を受けました。
どうしてこれほどまでに品質向上にこだわるのか,気になりまし
たが,品質こそが最大の宣伝と考えているように思えました。

しかし,それほどに品質にこだわっておれるのは,人としての
基本的な何かが必要と思います。
かつて,韓国の儒教社会の弊害を耳にしたことがありますが,一
方においては,伝統的なすばらしさを秘めている国ではないかと
考えました。

この会社でも,また以前,別のメーカを訪問したときも感じたの
ですが,若い人が前面に出てがんばっており,年寄りの姿が目立
ちません。
逆に,町に出ると,いろんなところに中年や年寄りの姿が目立ち
ます。急激に工業化の進展した一面かも知れないなどと,考えま
した。

ソウルは,緯度がちょうど米国・ワシントンDCと同じ,日本で
は仙台と同じです。
東京より少し寒かったが,それほど極端ではありませんでした。

ソウル市は,中央に250mくらいの南山という山があり,その上
にソウルタワーが威容を誇っています。
晴天が続いてホコリや排気ガスが多かったのか,タワーの上から
見ると,地上はスモッグがかかって見通しが悪かったです。
-----------

・ホテルのロビーにもソナタは流れていませんでした。

・現在,ある企業から大型の案件をいただいていますが,その
 先はソウルの空のようで、見通しは良くありません。

・私は,顧客となっていただける企業へ,特許情報サービスの
 お手伝いをしたいと考えています。まずは,特許調査を手始
 めに,分析や社内体制整備などが対象になるものと思います。

・WebIPC8は,少しずつ出荷が始まっています。不思議なこと
 に,大企業の購入は少なく,小さな会社が多いです。

・イナバウァーの語源を知りたくて「イナバウァーとは」とや
 ってGoogleなどで検索していましたが,どうもいまひとつ
 はっきりしませんでした。今朝の新聞ではっきりしました。
 1950年代に活躍した西ドイツのイナ・バウァーさんの得意技
 だったそうです。知り合いにイナバさんという人がいるので
 聞いてみようかと思っていましたが,聞かずに良かった。
 
■過去の索引 http://www.patentcity.jp/merumaga/index.htm
----------------------------------------------------------------
発行元 六車技術士事務所
配信申し込みや配信中止 http://www.mag2.com/m/0000181771.html
--------------------------------------------------------------