スマートホンの利用

2015.3/24(火)、現在スマホを便利に使っています。ここに至る経過と現状を書いておきます。

1/10(土)、数日前スマホを使うことにして、スマホ自体は32GBの良いものを購入し、利用契約は楽天の月1600円程度の格安スマホで使おうとしたのですが、全体的に難しくてあきらめてしまいました。充電のやり難さも1つの要因でした。

そこで、通信利用の契約を破棄して、電話は安いガラケーに再度契約して戻しました。契約は短期間での破棄ですので違約金を取られました。しかし、スマホ本体は私が買ったものです。で、スマホ本体はしばらくの間、家のWiFi環境でデータ通信だけに使っていました。つまり、通信の契約を切ったので電話としては使えませんが、家のインターネット環境・無線LAN=WiFiの端末としては動くのです。そこで、Lineでのメッセージ交換や会話、Wikipediaその他で質問して回答を見たり、手書きのメモを使ったり、ホームページ見たり、ささやかな経済活動に使ったり、などなど、家の中でいろいろ使っているうちに、スマホに慣れてきました。充電の煩わしい感じは消えませんが、それ以上に便利なことが分かってきました。その一方で、ガラケーの手軽さも別格だと分かりました。

そこで、恥ずかしながら再度、スマホを通信会社と契約して使うことにしました。電話はガラケーで使えますので、データ通信だけ利用できる契約を探しました。DMMという会社で、月当たりのデータ利用が1GB(ギガバイト)までで660円と言うのが見つかりました。さらに、データ通信ならばいつ止めも違約金を取らないと言うのも気に入りました。月当たりの利用が2GBとか4GBなどもありますが、もちろん高くなりますので1GBで様子を見ることにしました。

docomoの通信線を借りてDMMという会社が運営するサービスらしいのです。そんなサービスが山ほどあるんですね。それで安くできるんだから、不思議です。通信速度はdocomoの高速の4Gbpsです。1月末に申し込み、2月6日から利用を開始しました。ガラケーは、たまに使う程度ですが、電話やメール専用として使っています。

たまたま2/6(金)は午後から東京に行く予定がありました。宅配便でSIMカードが届いたのが11時過ぎ。SIMカードのスマホへの設定は1月に一度やったことがあるので、時間もないので説明書も殆ど読まずに設定完了。家ではWiFiで動きますのでSIMによる通信会社との通信ができるのか分からないまま駅に行って、列車を待っている間に起動すると「4G」という表示が出て通信をやっています。ホームページも見られます。Gmailを使ってメール出せました。

東京の訪問先は初めてだったので紙に印刷した地図を持って行きました。しかしせっかくですのでスマホを立ち上げ、Googleで提供しているマップというアプリを立ち上げてみました。列車に乗っている間は自分の位置がドンドン動いて行きます。電池の残量もどんどん減っていきます。(~_~;

訪問先の所在地を入力すると地図に目的地として表示されます。駅で降りると、自分の向いている方向にちゃんと矢印が出て、スマホの地図と現実の地図がぴったり合っています。感激でした。ところが私が、番地の最末端の2桁の数字を相手の電話番号の4桁を入力、設定してしまっていたので、道路の反対側に案内されそうになり、結局先方に電話してしまいました。(~_~;

打合せが終わって、酒を飲みながら、「今日初めて使うんだけど・・・」とガラケーしか使わない相手にスマホを見せ、Lineを使ってうちの大蔵大臣のタブレットのLineに繋ぎました。そこで、これも初めてだったのですが会話時に動画通信のボタンをポンと押して見ると、・・・あら不思議でした。ちゃんと動画で大蔵大臣が見えるではありませんか。利用開始の手軽さに感激。

1ヶ月たって3/6(金)になってデータ利用料を見ると300MBくらいしか使っていませんでした。そんなに外出先で使うわけではないので、1GBで十分と分かりました。パソコンで軽い作業をしているときは、充電パッドに載せて充電しつつ、NHKのインターネットラジオ/ラジルラジルで放送を聞いたり、YouTubeで何時間もの長時間作業用のモーツアルトなどを聞くこともあります。電池も減らないし、WiFiだからデータ通信料も掛りません。孫などとLineで話したり動画を見る場合は電池は減りますが家の中ならばWiFiだから通信料はかかりません。

その充電パッドがまた便利です。3/15(日)に書きました のでここには書きませんが、置くだけで充電できますので重宝しています。これで充電の煩わしさはほとんど無くなりました。

最初は犬と散歩に行くときはガラケーだけを持って行ってたのですが最近はスマホも持参します。というのは、歩いている途中で何かを思い出した時などクイックメモという手書きアプリが便利なのです。

知人に聞くと、Lineで孫と頻繁に話すとかたまに動画を受ける、電話を1日数回程度使う、また週に何度か検索してダイエット法や趣味のホームページなどを見る程度だというのですが、毎月7000円も8000円も払っていると言うのです。携帯電話店に行ってみてもそんなものですよと言われるらしいのです。

いったいぜんたいスマートフォン利用の業界はどうなっているのでしょうか?

スマホの電源

2015.3/15(日)、スマホの充電をほぼ毎日やる必要があるのに、差し込むコンセントが小さくて使い難く困っていました。
そこで、探してみたらQi規格(チー規格、と言うらしい)という無線で小規模電力を送電するための規格があり、製品も出ているらしいのです。
これは、電源アダプタからの出力端子をスマホではなく送信側機器に接続します。一方、受信用の1mm前後の薄いアンテナをスマホの裏に張り付け、それからの線をスマホの端子に(常時)接続しておきます。そうすることで、電源アダプタからの電力が送信機器からスマホの裏に取り付けた受信シートに無線で送られます。こうやって、スマホを送信機器の上に置くだけで充電できるという仕掛けです。うちの固定電話の送受話器が(Qi規格ではないと思うのですが)すでに無線充電式でしたので理解ができました。

インターネットを探すといくつか売っていましたので買うことにしました。なお、スマホに接続する端子は上下の向きがあり、幅の短い方が画面に向かっているのを上向き、裏に向いているのを下向きと言っていることを知りました。逆では使えませんので買うときに注意が必要です。各店の製品紹介欄には上向きとか、下向きと明瞭に書いてあります。上向きが需要が多いらしく、製品の数も多く、値段も下向きよりも若干安いようです。ところが私のASUSのスマホは下向きでした。

さて、Wという店の製品が良さそうなので発注し、数日で届きました、下の写真の真ん中がその受信用のアンテナシートの箱です。厚さ5,6mmの小さなものでした。写真の右側の箱が送信側機器の入っているものです。これは形は少し大きいですが軽いです。送信側機器は向きはありません。
また、スマホの裏面全体をカバーするカバーもおしゃれ用途としていろいろ出回っておりますが、Qi受信板をスマホの裏面に張り付けると必須のようですので買いました(写真左側)。D150308(1)

下の写真が箱から出した受信シート。厚さは1mmもなく、重さは数グラムしかありません。これで送信側機器からの電気を受信してスマホに充電してくれます。

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ところが、届いた受信シートの接続端子を良く見ると上向きで、私の下向きのスマホの接続端子と合わないことが分かりました。下の写真の黄色い部分が買ったものの説明図。
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この店の説明には下記のように、上向き用だと書いてありません。また、Galaxy以外では使えないものがあると書いてあるので、私のAsus社のZenfone5というのはGalaxyと同じOSのAndroidなので使えると思ってしまったのでした。D150314(51)

そこでW社に、説明が分かり難いのが原因で間違ったのだから返品する、返送代金もそちらで持ってほしいと連絡しました。そうしたら、W社では返送代金は持てない、アマゾンに聞けとのことでした。アマゾンに聞いたら、返送代金をもつとのこと。ところが返送するときに間違って私が切手を張ってしまいました。そうしたらアマゾンから、品物の代金と返送代金を返金してくれることになりました。さすが、アマゾンは正直ですね。すばらしい。
W社はその後何度かやり取りし、「■重要事項■の一番目に上向き専用だと書くべきだ」と伝えたりしたら少し説明を改善しました。でも「下向き用」だと文字ではいまだに書いていません。また「カスタマー」店の評価として「製品の案内が上向き専用と分かり難い」と買いたら、店の評価出ないので出せないとアマゾンから言ってきました。この部分はアマゾンといえどもおかしいですね。
なお、出力は500mAなので充電速度が遅いと書いている所は正直で好感が持てるのですけどね・・・。
今後W社の製品は買いません。アマゾンもこんな分からないものはちゃんとしてほしいですね。

で翌日、アマゾンの「買物隊」という別の店から、下向きと明示してあるものを買いました。充電能力は1000mAhと書いてあり急速充電が可能と書いてあります。1000mAhとは電池の性能なら分かりますけど、充電能力と言われても、分かりません。1000mAのことでしょうか?

香港から航空便で送ってきました。開封してみると前のものよりもやや厚い感じで少し重そうですが、充電時間が短いならまあまあです。重くて厚いせいか、値段はこちらが安いです。どこかに8$と書いてありましたが、日本円での価格は1760円でした。それに香港からの送料が340円でした。製品不良は到着後7日間と言うことは保証期間は7日ということのようです。
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さっそくスマホの電源端子に取り付けました。下の写真の右側にある裏カバーを付ければ終わりです。
なお、受信シートにはスマホに張り付ける接着部分が付属していますが私はそれを使いませんでした。裏カバーでシッカリ押し付けていれば大丈夫でしょう。それに、受信シートを外してUSBケーブルで充電する必要が生じた場合、接着しておかない方が外し易いはずです。Qi受信シートについての評価をインターネットで見てみると何度か使ったら断線したなどと書き込みがあります。
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下の写真は裏カバーを取り付けたもの。スマホ裏面とカバーの間に受信シートが入っています。右面に、受信シートからの電力をスマホに接続する端子が黒く見えます。
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ところがこの黒い接続端子が問題です。下の写真に大きく示すように接続端子の底(スマホへの接続面の反対側)から接続ケーブルが出ているのでスマホの裏に伸ばすには出っ張りが邪魔になり、使っているうちに断線の恐れが大きいように思えます。
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下図の(A)が現状の接続端子と接続ケーブルです。(B)は接続端子の左側からケーブルが出ており、スマホの裏に伸ばし易くなり、ケーブルが断線し難くなります。
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下は送信側機器にアダプターを通して電力線をつないだところ。
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この送信側機器の上に、スマホを乗せると手前のランプの色が変わります。これは受信シート側で受信したということが、送信側に逆に伝達されたことを示しています。
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スマホの充電ランプが赤く点灯し、充電のアイコンが緑に変わっています。これで一晩おけば充電完了。注意しながら使えば断線もしないでしょう。
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やはり面倒なスマホ

2015.1/13(火)、晴れ スマホはやはり面倒。なんといっても電源が面倒。娘が言うには、毎日充電は常識、わたしゃ2回もやってるよ、とか。

LINEというのは、自分の書いたものが時系列で見えるのが良い所ですが、見え過ぎる難点も。また入力欄が狭過ぎて、長い文章を書くには不適な感じ。これでは、ツイッターもそうですが短文の文化になってしまいますね。単発の意見だけでなくもう少し言葉をつないで意志表示するようにしないと問題が起きそうな気がします。思索などと大げさな事を言うつもりはありませんが、考える力も内容も短文化していくようで怖いですね。自分達の意見を信じない者を永久排除するとか・・・。真実は極端には無くて中庸にある、というような意見が通り難くなりそうな怖さです。

政治などの世界まで短文化しないことを祈ります。自国の問題そらしとか国内の団結のために、「○○の問題は○○国が悪いから」と、ねじ曲げた事実を短文で明快なメッセージとしてくり返し流して国民を誘導し、世界に間違った印象をばら撒く国があります。昔はナチスとか、今は・・・。

パソコンに、「スマホ2台とガラケー1つ、合計3台持ち歩いている、ちっとも生活が便利になった気がしない、ガラケーが使い易い、ガラケーっぽいスマホが出そうで期待している」という記事が配信されてきました。ガラホというそうです。たしかに、携帯電話(ガラケー)は手軽で便利。

私は明日、ガラケーに戻ります。

スマホをあきらめる

2015.1/10(土)、晴れ スマホを使うことにして数日やってみたのですが、あきらめて携帯電話にもどすことにしました。

世の中ではスマホが幅を利かせています。しかし毎月の利用料がフィットネスクラブ代金程度もの高額を支払うのは納得がいきません。一方最近は格安スマホが一般新聞でも紹介されるようになって来て使い易くなってきたようです。そこで、ASUS(エイスース)社のZenfone5という昨年11月頃に発売されて評判のいいスマホを買いました。32GBタイプの容量の大きいタイプで32,000円あまりしました。格安スマホでないものは7,8万円しますので易くて高性能と思います。

これまでの携帯電話と同じ番号を使う手続きをして、楽天モバイルで毎月1,600円余りで使える契約として、その為の部品であるSIMカードを買いました。数日やってみて下のようにホームページはちゃんと見られるし、メールもLINEも繋がったのですが、結局は使い勝手が良くないので、これまで通りの携帯電話に戻す事にしたものです。

画面は大きく素晴らしいものです。ところが大き過ぎて、出掛けるときに携帯電話のように気軽に持っていけない感じです。
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スマホを受け取って、裏ぶたを開けてマイクロSDカードやSIMカードを挿入しました。
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右下にマイクロSDカードを入れました。カメラは2つ持っており、表に400万画素、下の写真に出ているのは裏にある800万画素程度の撮像部を持っています。これは素晴らしい、と思ったのですが・・・
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下のものは楽天モバイルから送って来たSIMカードというものです。
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これをまたスマホの中ほどに突っ込みました。D150109(8)

携帯電話からの電話番号やメールアドレスの移動は、ASUSジャパンの親切な電話指導に沿って旨くできました。SDカードでできなかったので、Gメールのサーバに移し、それをさらにスマホに移すようなことをやりました。

LINEも繋がり、無料のメールや電話が利用できるところまで来ました。しかし・・・、操作の点では、携帯よりもめちゃくちゃ面倒です。いろいろな機能があって複雑です。もちろんパソコンよりも字が小さい・・・。これらは歳とってきて新しいものごとへの理解能力の低下のせいもあります。これは逆らえません。

それに加えて、下の写真からも分かるように携帯電話よりも遥かに大きく、持ち運びに不便です。おまけに電池容量が小さく、毎日充電しないといけない。さらにその充電が、私の携帯電話は電源パッドの上に置くだけで電極が接触して充電される手軽なものなのですが、スマホは本体下にある小さな穴にコード先端の小さなプラグを突っ込んでやらねばなりません。ストラップも付いていませんので犬の散歩途中で気軽に扱えません。私は携帯電話でさえもストラップが無いと落としそうで心配です。これもまた歳のせいでしょうか。
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重くて、面倒で、取り扱い慎重にせねばならず、複雑で・・・。だから多くの人が歩きながら使ったり、電車の中で友達と話しもせず窓の外を見もせずに黙々とやってるんですね~。私は歩きながらやりたくない。

私の残り少ない人生は、パソコンや机を離れたら犬と一緒に散歩して、季節と共に変わりゆく風景を見て、東京などに行ったときは大きく変わりゆく町並みを見たいものです。電車に載ったら本を読んだり眠ったり、また車窓を眺めていれば1,2時間は直ぐにたちます。電子世界との接触は机の上だけで一杯です。Windows7のリボンさえもなじめず、クラシックスタイルで使っています。しかし、そのパソコンでやっていることは、いろいろと高度な事をやっています。若干の仕事をしたり、本を書いたり、ブログを書いたり、経済活動をしたり・・・。IT技術は、利用する内容に生かすことが大切です。特に歳とったら道具の目新しさを楽しむ時間はありません。その時間はもったいないと悟りました。

そういうことで、数日でもって見切りをつけて、元の携帯電話に戻る決断をしました。スマホをしかも難しい格安スマホをいじくりまわした良い経験と、携帯に戻る良い判断をしたと思います。このスマホは今後は家の中の無線LAN/WiFi環境で、2代目のタブレットとしてホームページ参照などに利用します。

格安スマホを使ってみたいと、ウジウジと長い間考えているより、使ってみてこれは無理とスパッと切り替える気持ちが大切と思いました。やらずに後悔するよりもやってみて後悔する方が価値がある、と思います。お金は少々かかりましたが、スマホを1年使うよりもはるかに易い金額です。

届かぬブドウは酸っぱい、のかも、(~_~;