2017.12/9(土)、晴れ 先日、水戸市の美術館に行って孫娘の絵を見てきました。またこれとは別に先週はこの娘のもう一つの作品(絵を描いた工作物)が日立市の美術館に出ていました。この娘はものすごく観察力があり真剣に集中して絵を描きます。小さいころからの絵も出来栄えもなかなかのものでした。(じじバカ的発言です。)
下の絵;水戸の美術館に飾ってある絵です。題材は学校で与えたものらしくそれに沿ってほんわかとした気分にまとまっています。木のこげ茶色の幹や枝は切り絵です。背景のバックの空の上は濃く水平線は白っぽく描いています。先生が教えてくれたのかと聞いたら自分で考えたとのこと。日頃の観察力から考えてそうだろうと思えます。ずいぶん前からですが遠近法も分かっているらしいです。山や家を小さく描いています。山のグラデーションも自分で考えたと言ってました。
センダンは双葉より芳し、となるか、ハタチ過ぎればただの人、になるか?
お祝いをやってこの作品を買い取ることにしました。投資になるかも?
ところで人間の能力のうちで遺伝「する」「しない」に関する研究成果によると、遺伝率(遺伝の影響を受ける割合)は次の通りだそうです。
音楽才能 92%、
美術 56%、
言語知性 14%
つまり音楽才能はほとんどが遺伝に左右され、日本語をしゃべるか英語をしゃべるかは遺伝でなく生まれた後の環境の問題とのことです。美術はその中間。
また、環境といっても家庭内のような共有環境と友達付き合いのような外環境(正しくは非共有環境)に分けられるらしいです。
共有環境 外環境
美術 0% 44%
言語知性 58% 28%
つまり、話す言葉は家庭内のような共有環境の影響が大きいが、美術に関する能力は学校とか友達などのような環境の影響が大きいらしいです。
美術などの能力はその方面の勉強をすると伸びるということなんでしょうか?