2020.5/4(月)、雨のち晴れ 裏の畑の下にある車庫に棚を作ろうと数年前から考えていたのですが、暇のある今作ることにようやく腰を上げました。
車庫の広さから希望する大きさと、実際の材木を最も効率よく利用できるものには少し違いがありました。そこで何度か寸法を変更することになりました。
設計の特徴・・・コンクリートの壁が床に付く部分が半径10cm(100mm)程度に丸くなっているので、奥の支柱を壁にピッタリくっつけることができず、10cmほど壁から離し手前に設ける必要があります。しかし奥に10cm遊ばせるのはもったいないので、上に取り付ける天板は後ろに伸ばして壁にくっ付けることにしました。このため、奥の底板は14cmの切れ込みを入れました。また、前側の天板は4cmの切れ込みです。幅は支柱の横幅3cmです。
支柱をつなぐ奥方向の横木は35cm、これだけは材木を買ってもらったホームセンターで切ってもらいました。200cmの10数本の支柱と182cmの底板はそのまま使うことで、こぎり作業をほとんどなくせました。
全部の材料木材です。
天板の14cmの切れ込みはこれくらいになります。これを10個余り切らないといけません。
のこぎりで切ってみましたが、肩が痛くなりそうで中止。以前から欲しかった電動のこぎりを買うことにしました。アマゾンに発注。届くまで作業中止です。
それまで横木を打ち付けました。材木を直角に組み合わせる作業でちょっと戸惑い(失敗し)ましたがやり直して無事終わり。ハンマーは1.5Kgの重たいのを昨年買っていたので、これで打つというより押し付ける感じで釘はスイスイ打てました。
支柱の横幅3cmはいかにも弱そうなので、同じのが4本余っていたので外側の支柱だけに打ち付け、幅を6cmにしました。同じ大きさの杉の角材を打ち付けるだけでしたので、釘打ちがじつに快適でした。
アマゾンは、連休のせいかコロナウイルスのためか少し遅れましたが、Made in Chinaの電動のこぎりが3、4日ばかりで到着。
厚さ1cmの天板の14cmの切れ込みは簡単に終了。工具があるとじつに簡単にやれるものだと実感しました。
組み立て開始です。組み立ての手順をいろいろと考えておきました。
まず支柱の組み立て体4つを床に倒し、天板の切込みに支柱を入れて支柱の間隔を確定させます。天板はまだ釘で固定はしません。この状態で支柱を横につなぐ背板を打ち付けました。こうしないと、あとで天板の切れ込みに支柱がうまく入らなくなる恐れがあります。
次に支柱に斜めの梁(はり)を入れます。このため、3cmの厚さの角材を1.5cmほど薄くすることにしました。長さは10cmくらいずつ。それが4か所あります。電動のこぎりの出番です。
これは木目に沿って切るので難しいことは分かっていました。(普通に材木を切るのは木目と直角が圧倒的に多い)
のこぎりの歯が、年輪の固い部分を避けて柔らかい部分に沿って移動したがるので大変なのです。何とか切り出し終了。
梁をセットします。これで棚が横に潰れるようなことがなくなります。大事なものです。5000年くらい前に誰かが思いついたのでしょうが、当時は大発明だったと思います。
梁をねじ止めします。真下に支えがないので釘は打てませんから、ねじ止めです。数年前に買っていた電動ねじ回しで面白いようにスイスイと作業がすすみます。工具さまさまです。
枠の固定が終わったところで、はめ込んでいた天板を取り外し、立てます。天板を外さないと重くて持ち上がりません。
よくできたと1回目の感激。
いよいよ天板(底板)をはめ込みます。
後ろをはめ込んだところです。支柱から後ろに100mmほど出ています。きれいにはめ込めました。ほとんどガタつきがありません。
天板を横木に固定しました。(上から撮った写真)
天板は奥と手前の2枚です。
物を置くためだけなら簡単な固定で良いのですが、構造的な強さを持たせるために沢山のねじでがっちり固定しました。電動ねじ回しでスイスイの作業です。
天板のネジ固定ををすべて完了。2度目の感激!
天井に近い部分の背面の横木はありません。あると大きな物を置きにくくなるので付けないことにしました。
後ろの支柱と壁の間の10cmには天板(底板)だけが突き出しています。奥だからそんなに重いものはこの部分には置かないだろうから大丈夫でしょう。
いろんな資材をきれいに片付けられました。3度目の感激!
すっきりです。
スマホのパノラマ写真で撮るとこんなふうに、目で見た感じに撮れます。広角レンズだと縦も小さくなって奥が遠方になりき過ぎて不都合ですが、パノラマだと横だけを広く見渡せるので見た感じに撮れます。4度目の感激!