安価インクはダメでした

2018.8/28(火)、曇  キヤノンのBCI371シリーズ対応の安いインクを使って写真をプリントしてみましたが、やはりダメでした。やはり安い値段のインクはそれなりの物ということがわかりました。

下の写真はプリントから2週間あまりたった時のものですが全体的に赤っぽくなってしまいました。2週間余りでこんなに変わるとは驚きましたが、早く結果が出てよかったと思うことにしましょう。
左は西向きの明るい室内に放置しておいたもの。直射日光は当たっていない。
  右はプリント直後に3時間近く直射日光に当てたもの。直射日光に当てた方がいっそう赤っぽく変色しています。
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私の結論;安いインクは写真のプリントには使ってはいけない。紫外線に当てると変色が激しいが、そうでなくても数週間で変色する場合がある。

下の写真は2週間前の、プリント直後のものです。これだと純正とそれほど違わないと思っていました。ところがやはりダメだったわけです。
左はプリントした直後のもの。
  右はプリント直後に3時間近く直射日光に当てたものです。この時点ではまだ傷みはほとんど出ていなかったようです。
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2週間余りたった同じ写真の別の部分です。
左はプリントした直後のもの。
  右はプリント直後に3時間近く直射日光に当てたものです。
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同上です。
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なお、文字用の顔料の黒インクは今のところ問題なく使えている、と思っています。

プリンタの安価インクの使用実験

2018.8/10(金)、晴 台風が過ぎてまた31度前後の暑さになりました。

息子・孫たちがやってきて写真を撮り、プリントする段になってはたと困りました。正月の写真をパソコンのプリンタで印刷したものを見るとものすごい変色で使い物になりません。青が完全に抜けています。最近いろいろのインクを使ってみていますが、これは年末に買った安いS社のインクでした。

その直後、○○社のインクと入れ替え写真をプリントしていますが変色はしていないようです。しかし、互換インクは長い年月にどのように色が変わるのか心配です。そこで、○○社のインクで紫外線暴露の加速実験をしてみました。

下の写真の左は印刷直後のもの。右は本日の真夏の強い夏の日差しの下で、10時半から12時55分まで、約2時間半ほど放置したものです。
全体的にほんの少し黒が薄くなっているように見えますが、よほど慎重に比較しないと分からない程度です。額縁の中のカラフルな絵を見ると分かるようにカラーの色抜けはほとんど無いようです。
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○○社にメールで聞くと「耐候性では 純正インク品質と全く同じとはいえない」ということでしたが、この程度なら、まあ十分使えるでしょう。

8/28(火) 上記の評価は拙速だったことが分かりました。やはりダメでした。詳細⇒8/28(火)記事

SDメモリー

2018.7/21(土)、晴れのち曇り  数日前のアマゾンプライムデーで64GBのSDカードが2300円余りで売っていたので、必要はなかったのですが買ってしまいました。製造元はTranscendという台湾の半導体メーカです。

最近は記憶容量だけでなく転送速度がいろいろあるらしいです。
Cで囲った10のような(10、というのは「スピードクラス10」のことで、スピードクラスとは1秒間に読み書きできるデータの最低保証速度。「スピードクラス10」は最低10MB/秒を保証だそうで、最新のものは当たり前のこととして書いてないのもあるとか。私が持ってる古いのはC4というのがありました。
Uで囲って1などが書いてあるのは、UHS、ウルトラハイスピード規格だそうで、「1秒間に10MBのデータ転送速度を最低保証」ということで、C1と同じらしいですが、相手がUHS対応機器の場合のみ有効とか。まあ当然でしょう。

買ったのはいいが、スマホもデジカメもそれなりの物が入っていますので、当面、引き出しの中で眠っています、使い道がありません。(^_^;
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近くの量販店で全く同じ記憶容量64GBで速度C10,U1を6980円で売っていました!
メーカーはSanDiskという米国の半導体メーカです。ただし、同社のSDメモリカードは半導体を日本で作り、中国で組み立てていると解説があります。
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これほどの高価でも売れるのは、信頼性なのか、客の心配を人質にした商売なのか、分かりません。(@_@)

格安インクを使ってみた

2018.4/17(火)、曇  プリンタのインクの安くて良いのを探していました。○○というインクはMade in Chinaですが、単品を買ってみて比較的良いことがわかったので、今回は自分で詰めるタイプのものを買ってみました。
値段は5480円と安くはありませんが、何度も注入できるだけのインクタンクが付いているので、純正の20%くらいの値段で使えるはずです。

開けてみると、5本ずつのインクタンクと空のカートリッジが入っていました。大型の顔料インクのタンクにはBKとしか書いてないので染料の黒のBKと間違わないように、自分でPGBKと書きました。この白い字はペン型の修正インクを使いました。
染料と顔料を間違って入れると絶対にいけませんので、これはやっておいた方が良いと私は思います。
カートリッジはインクの残量表示ができるオートリセット式だと書いてあります。まだ使っていませんが、この会社の以前の対応と品質から多分間違いないでしょう。
カートリッジは透明なので良いです。キヤノンのBCI-371,370の純正インクは黒色で不透明です。中が見えないとインク量をごまかされている気分がして好きではありません。純正も昔は透明だったのにどうして不透明にしたのでしょうか?、部屋の中でしかもプリンタの中で使うのだから紫外線対策と言うこともないでしょうに、不思議なことです。

カートリッジの手前のインク注入口プラグ(栓)の小さな楕円状の耳を軽く引っ張りプラグ本体をしっかり掴み引き抜き準備します。
次に、紙を2,3枚敷いて、清掃用のちり紙を2,3枚準備し、付属の薄手のビニール手袋を両手に付けます。

以下は、不器用な人は特に慎重に作業しましょう。

インクボトルの蓋のねじを開け、頭部のアルミ箔にカッターで切り込みを入れ、ちょっと押して穴を大きくしておきます。インクは液体ですからこの程度の隙間があれば十分なはずで、アルミ箔を全部取る必要はないはずです。全部取ろうとするとインクボトルをひっくり返したりしかねず危険です。

インクボトルにボトルキャップをねじ込みます。このとき、ボトルのねじがやや成型不良気味な感じがしましたので、ねじ込み初めにちゃんとかみ合っているか確認した方が良いです。私は最初の一度だけですが、ねじがかみ合っていないのに無理して閉めそうになって、あわてて戻してやり直しました。

カートリッジの注入口からインクを入れます。案内にも書いてある通りタンク部分の8分目で止めた方がいいです。(タンク部分のインク量が見えるので良いですね)
無理してそれ以上入れようとすると穴の外にインクが泡と一緒に出てきてしまうので、やらない方がいいです。

注入が終わったら、ボトルキャップのノズル(細い先端)のインクをちり紙でふき取り、ノズルキャップをノズル分部にしっかり取り付けます。
次に、カートリッジの注入口周りにインクが出ていたらきれいにふき取り、引き抜いてあったプラグを注入口に差し込みます。差し込んだ後、逆さまにして漏れがないかどうか確認してみましたが全て大丈夫でした。

全部入れ終わりました。下の紙は全くインク汚れはありません。手袋も全く汚れていません。ちり紙は少し汚れましたが、これはボトルキャップの細い先端をふき取ったものがほとんどです。

この時点ではカートリッジ左側の白いスポンジの方にはほとんどインクは移動していませんが、これから徐々に移動するはずです。

ここまでは完璧な仕事ができたと喜んでいました。ところが・・・。

上の作業から15時間くらいたった翌朝9時半頃見てみました。あれ、インクが左のスポンジ側にあまり移っていません。プリンタは、この左のスポンジの下に空いた穴からインクを取り出すようになっているので、スポンジ側にインクが移らないとプリントできません。

Yのインクで、下側の朱色の保護キャップを外して見てみると、カートリッジ底面にある横長丸のインク出口分部のスポンジにインクが届いていません。これではプリンタは正常にインクを取り出せないでしょう。

以下は後でマズイやり方と分かりました。問い合わせたところ、同梱されていた「詰め替え方法」の記述が古いバージョンと分かりました。
危険は承知でカートリッジ上面にあるインク注入口プラグを数秒間だけ開けてみました。そうすると底面のインク出口穴からインクが滴り落ちて敷物を汚してしまいました。しかしそれでも出口全面のスポンジにインクが浸み込んでいません。

カートリッジの裏面を見ると、かなりインクが行きわたっています。ということは、底面の出口穴のスポンジの一部がインクを寄せ付けない結果になっていると思われます。理由として考えられるのは、スポンジが固く詰まり過ぎているのか、スポンジ自体が不均質なのか、油のようなものが付いているのか?、どれが原因か分かりません。

この状態で再度、上面の注入プラグを数秒間だけ開けてみました。底面の出口穴からインクが滴り落ちるのですが、やはり出口全面のスポンジにインクが染みません。

ここまではマズイやり方。

他のカートリッジはどうかと、底面の保護キャップを外してみました。
BK、M(左)は出口全体のスポンジが浸みています。しかし、PGBKとC(右)は出口穴のスポンジはほとんど浸みていません。

出口全体のスポンジが浸みていたBKカートリッジの保護キャップの内側を見ると、インクが出過ぎて他の部分に漏れています。これはいけません。プリンタにこのまま取り付けるとインク漏れが起きてプリンタを痛めてしまう恐れがあります。
カートリッジ上面の注入口栓が閉まっていることは確認していますが、再度よく押さえておきました。これで様子を見てみます。

インクが行き渡っていなかったC,PGBK,Yのカートリッジを立てて、(下側になった)出口まで十分インクが浸みるかどうかやってみることにしました。

3、4時間放置してみたら3本とも全部のインクがスポンジの方に移っていました。これで成功です。
ただし保護キャップ内側にはインクが漏れていますのでふき取りましたが、今後は漏れ出ないのかどうかちょっと心配です。

なお、2回目からはすでにインクは染み込んでいますので、カートリッジを立てる必要はないと思います。
一応これで成功して終わりですが、下記も書いておきます。

★○○社に「インクが出口まで浸み込まない」とメールで問合せしたら、同梱されていた「詰め替え方法」が古いものと分かりました。

新しい方法は、下記のようにインクを入れ終わって、注入口プラグを外している(保護キャップはしている)状態で、黄色い空気穴テープをはがして数時間置くのだそうです。こうすれば、インクはスポンジにしっかりと浸みこむことができそうです。
このときはカートリッジを立てて置くとインクが漏れすぎそうですので、普通に平らにしておくのが良いと思います。私は(すでにインクが浸みこんでしまっているので)実験できません。

少しもたもたしたことはありましたが、何とか無事準備出来ました。

 

インターネットの不思議な世界

2018.2/11(日)、晴れのち雨 先日知人が、Windows10にしたらDVDが見られなくなり、メーカに相談したら対策ソフトを4000円か5000円で入れなおしてうまくいったとのことでした。カネがかかるねとの意見だったのですが・・・。

私はWindows10に変更後もDVDは見ることができています。確かカネは払っていないはずです。必要なときには、インターネットで探しつつ、また思い出します。うまくやれば無料で済んだんだと思います。やり方は忘れましたが。必要なときには、インターネットで探しつつ、また思い出します。

ただし、無料でうまくやるための勉強時間や失敗処理の時間を考えると、5000円(=数時間)ではとてもできません。数万円かそれ以上の時間を要します。とはいえ、掛けた時間と経験は自分の財産になりますが。

時間をかけて知識と経験を積み上げれば、かなりのものが無料とか数桁も安い値段で利用できるというのが、このIT社会の面白いところのようです。知識社会とも言われるゆえんでしょう。

私も理解できない世界が多くなってきていますが、分かる範囲で何とかやっています。例えば、
私のブログや仕事のホームページ用のレンタルサーバは一昨年までは10GBで年間3500円くらいでした。
10GB(ギガバイト)=10,000MB。
 六車農園ブログ http://www.patentcity.jp/bloghatake/
 仕事;パテントシティ http://www.patentcity.jp/patentcity/index.html

十数年前の感覚では10万か20万円くらいですね。
※このサーバー以外に、「patentcity.jp」というドメインネーム確保に年間3800円くらいかかっています。

 このドメインネームは、超大企業のものと同じように、世界で唯一の自分のものです。これとサーバーと組み合わせることで、自分でメールアドレスをいくつでも発行できます。使いきれませんが。

10GBがこの値段でも破格の安いものと思っていました。ところが、昨年秋に同じ金額で100GBまで利用可能にするという連絡が来ました。10倍です!!、いずれにしろ私は数GBしか使っていません。(^_^;

また、レンタルサーバの機器管理は先方でやってくれるのですが、ソフト的な構成は全部自分でやらねばなりません。手探りで何とか出来ていますが、新機能だけでなく以前からの機能もだんだん分からない所が多くなっています。

ブログを出すためのソフトも自分でサーバに入れないといけません。ところがそのソフトは全く別の組織から無料提供のものが使えます。それを自分の好みに合うようにカスタマイズして使っています。一方でその無料のソフトが機能向上のために年数回も改定されるのも驚きです。自分でカスタマイズした部分は変わらず使えますので、また驚きです。

それらのことをインターネット経由で遠隔操作する間隔でレンタルサーバに入れます。膨大なソフトが短時間で移動していきます。
魔法のような感じです。

さらに、そのブログに記事を書くためのパソコン側のソフトも(マイクロソフトから)無料で提供されています。

それらの使いこなしの方法もたくさん紹介されているし、ユーザ会のようなものもボランティアで作られています。まったく不思議な世界です。