桜は開いたものの

2018.3/29(木)、晴  3/26(月)に蕾だったのが、27(火)に少し開きだしました。
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暖かい気温と日射しで午後になると一段と咲いてきました。
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3/29(木)になるともう満開です。例年だと4月7日前後に開花が始まっても急に寒くなって開花が中断した状態が数日続くのですが、今年は時期も早く、一気に咲いてしまいました。
ところが、花の数が少ないです。数年前までは空が見えないくらい咲いていたのですが全くその雰囲気ではありません。枝の数が少ないようです。
2018-03-29 07.11.26

この構図は毎年撮っていましたが、花が少ないです。このままだと、来年あたりはこの枝も枯れるかもしれません。
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植え替えたような若い木が一本あるのですが、それは花数が特に少ないです。
2018-03-29 10.00.19

6本あるうちの左右の2本は元気ですが、中の4本は元気がありません。
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崖下の道路から見上げてもみすぼらしい状況です。根の周りを掘って肥料と腐葉土を入れて養生しないといけません。
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 じつは昨年7月と今年2月にボランティアとして5本に対して50カ所の穴を掘り、合計で10キロの肥料を入れました。ところが、今年2月に市の桜育成ボランティアの集まりで聞いたところ、傷んだ元気のない桜は根の周囲に肥料をやるだけでなく、掘って腐葉土を入れないと酸素が届かず回復し難いそうです。
そこで、腐葉土を入れて表面を固めない計画を作っています。

葛のつるを切る

2018.3/3(土)、晴 市の所有地であるコンクリート擁壁の上から葛のつたが何本も伸びています。
下の写真は昨年8月4日に撮影したものです。コンクリート壁にそって上から葛の蔓が降りてきます。9月にかけてさらに伸びたと思います。2017-08-04 14.31.46

自治会から市に撤去を頼んだようで作業している姿は見たことがありますが、業者は下の段(石垣の上)でしかも右端のごく一部だけの草やつるを刈る程度しかやっていません。

やむを得ず、コンクリート擁壁の上に登って、土手に生えている葛のつるを切ることにしました。終わってみると、大小合計すると100本近いつるを切ったようでした。
本来これは所有者である市がやるべき仕事ですが、個人の所有地に降りかかってくる災害なので止むをえず対策しているものです。

遠くからの写真でははっきりしませんが、白いコンクリート壁に縦に見える茶色の筋が上の土の部分に根を張って伸びている葛のつるです。このままにしておくと、ますます下に伸びてきて宅地や空き地、畑に侵入してきます。
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これをコンクリート壁の上の根を切って、下に引き下ろしたものです。右端にある部分は多すぎて引きずり下せなかった残りです。これは専門家にやってもらわないとできません。
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上と同じ場所ですが、つるの根を切る前に石垣の上に上がって、コンクリート壁に這っている葛のつるをみると放置できない量だと分かります。
2018-03-05 10.06.25

コンクリート上の土の部分に上がって、根に近いつるを3日(土)に切りました。
5日(月)に、それを下の段に引きずり降ろそうとするのですが、量も多いし、その下の石垣は5,6mもあるので、落ちたりしたら大怪我をしかねず、これ以上の作業は止めました。これ以上の撤去作業は市の手配で専門家にやってもらわないとどうにもなりません。
しかし、根を切ったので今年の夏は伸びるのは少ないでしょう。
2018-03-05 10.11.40

ここらもつるが伸び下がってきていました。
2017-12-15 11.40.21

左端の所は、1本のつるを切り忘れたようです。
2018-03-05 10.13.47

ここも何本かつるが下がってきています。
2017-12-14 11.14.55

コンクリート壁にはまだ上の笹などを切ったゴミが残っていますが、ほとんどのつるは切りました。ただし小さいつるを1,2本切り残しているようです。
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ここは数は多くありませんが太いつるが伸びてきています。また市の伐採作業の切り残しのクズも沢山放置してあります。
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つるは全部切って引き下ろしましたが、切りくずは市に撤去してもらわないとどうしようもありません。(昨年夏市に連絡したが撤去してくれない)
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この作業をやった3日(土)の夕方、右手人差し指の第一関節が痛くなり晴れてきました。捻ったりしたのかと思って、冷やしたりシップを張っていました。
2018-03-04(2) 
2018-03-04(1)
4日(日)夕方になり、腫れたところに黒いものが見えるので皮膚を破って引き出してみたら、とげが出てきました。垂直に入っていたようで上からは小さい点にしか見えず、放置しておいたら大変なことになりかねませんでした。今回は抜き取って抗生物質を塗って様子をみます。
市がやるべきことをやってくれれば個人がこんなことをしなくて済むのですが。

市で桜への肥料やり講習会

2018.2/24(土)、晴 日立市のかみね公園の桜への肥料やりが市民の希望者を募って行われました。4年前から市民も参加してやっているそうです。と言っても、半数以上がプロの造園業の人達、2,3割が「日本花の会」とかライオンズクラブ、交通安全母の会などの人達で、一般市民は十数人程度でした。合計で6,70人くらいいたようです。
市民の参加者を募っているのは、ここで技術を習得して家の近くの桜への肥料やりを進めてほしいため、とのことでした。
2018-02-24 08.48.57

参加して正しいやり方が分かったことがいくつかあります。

1.肥料をやる深さ・・・私はこれまで10cm程度で良いというインターネットの記事に従って10~15cmにやっていましたが、正しくは30cm位が良く、50cmでも良いとのこと。これは後日、「益財団法人日本花の会」会員である結城農場という所にメールで聞いても同じ答えでした。根は10cm程度の深さを横に伸びることもあるようですが、当然もう少し深くも伸びるはずで、30~50cmに肥料をやると深い所に根を誘導する効果もあると考えました。浅い所を伸びると人が踏んづけて傷みますが深いところだとそれも防げます。インターネットの記事では10cm程度「でも良い」と書いていると考えることにしました。 

2.肥料を入れたあとで土を掛けますが、そのときバーク肥料とか腐葉土などを土と混ぜてふかふかにして、酸素が根に届くようにすることが必要とのこと。だから固い芝生をそのまま被せずに砕いた土と腐葉土などが地上に出ているのが良いということでした。
2018-02-24 10.00.25

また、特に弱った桜とか植え替えた直後は半径数mの土をふかふかに保つために立入禁止にするのが最上ということです。なお広範囲に芝や雑草を取り除け無い場合は1~2mでもこのようにすると効果があるそうです。
2018-02-24 09.42.57

3.肥料をやる位置・・・枝の先付近の地面と思っていましたが、それでは必ずしも根が伸びていないこともあり、遠すぎるのでそ半分位の位置が良いということでした。また掘っている途中で太い根が出てきたら「当たり」で良いことだそうですが、肥料が太い根に直接当たらないように少し穴をずらすのが良いそうです。

公園の桜に肥料をやる

2018.2/12(火)、晴 先週、公園の桜に肥料をやりました。6本ある桜のうち、一番右の1本は結構元気だし人家に近いことでもあるのでやらないことにして、残り5本にやりました。昨年7月と同じく、1本あたり5カ所に穴を掘り、約200gずつの化成肥料を埋めました。
日立市の市の花は日立鉱山の煙害に関する歴史的なこともあって桜になっています。市では、公園を管理している自治会や近くの人に肥料やりを進めてもらいたいそうで、市管理の「かみね公園」で昨年あたりから肥料やりの講習会をしています。

こ園では昨年7月に25個所やり、先週25個所で合計すると1本あたり10カ所、5本全体では50カ所に肥料を分散して入れたことになります。昨年7月の時は、パラパラと肥料をやった感じでしたが、それぞれ10カ所にもなると周囲にかなりやった形になります。
肥料代はボランティアからの寄付で賄いました。
2018-02-13(1)

夏は暑くて大変でしたが、冬は寒くて大変です。春や秋は肥料やりには適していないので仕方がありません。
2018-02-07 11.47.00

小さい桜が1本あります。これは新しいのだろうと思いますが枝の張りも悪く成長が全くよくありません。根の近くを踏み過ぎるのかと思いますが、公園だからある程度は仕方がありません。何とか元気になってほしいものです。
小さい木はやや近めの所に肥料を入れました。桜の根は浅く、地面の深さ5~10cm位の所を横に這っています。この木の場合は(写真にもある)側溝が邪魔して手前側には根が伸びられないのかもしれません。
2018-02-10 10.24.39

終わったら水を掛けて平らにしてお終いです。ホースの中に残っていた水が凍っておりホースは使えませんでした。バケツとジョーロで水運びでした。
2018-02-08 11.43.52

遠目にも枝の傷みが見えますが、なんとか元気になってほしいものです。
2018-02-12 11.20.13