柿が稔った

2021.10/14(木)、晴  野菜畑の南側にある果樹園に、今年初めて柿が実りました。2017年12月に植えたので4年目に実ったことになります。

先の尖った形の渋柿と、尖ってない甘柿と一本ずつあります。上のは甘がき、下のは渋柿。まだ木が小さいので数は多くありません。

特に、渋柿は今年初夏の頃だったか、大きな枝を横に広げようと曲げていたら折れてしまって樹形が小さくなっています。例年100個くらい作っている干し柿用の渋柿は今年も福島産を買うことになるでしょう。

下は甘柿です。赤い防鳥ネットをちょっとかけていますが、カラスが来なくて助かっています。

4年前の2017年12月は、何もない空き地でした。5月に思いがけず安く手に入ったのですが、どうしようか迷って果樹を植え始めたものでした。

あの頃は1年前にトラブルに見舞われ、心中に似た荒涼とした空き地でした。手入れのかいあって、現在は緑に覆われた果樹園になっています。コツコツ頑張って砂漠を緑地に変えたような気分です。

4年前のブログ⇒ http://www.patentcity.jp/bloghatake/2017/12/15/11551/

柿以外は実がなっていないので、10数本の根元に、2~4箇所ずつ深く掘って肥料を埋め込んでいます。下の写真は、手前がイチジク、先が梅2本(2種類)。

これは、道路側にあるプルーン。

秋の野菜;白菜、アスパラ菜、キュウリ

2021.10/9(土)、晴  間引きの白菜がたくさん採れてとても食べきれません。ラジオ体操で配ったり、ご近所などに差し上げたり大変です。若いのは良いのですが、やや筋張っています。寒くなり肉厚になると本格収穫です。若すぎより少し肉の付いた方が旨いです。

最近キュウリが毎日数本ずつ取れています。「霜しらず」という品種で11月初めまでとれそうです。ただ、夏に食べたキュウリとは微妙に味が違う気がします。これは8月末に種を播きました。

台風で葉が少し傷みました。北側にはブルーネットの風よけを立てていたので大丈夫ですが、南側が傷みました。

キュウリは、キュウリのきゅうちゃん漬けやクラゲとの中華和えになります。ついでに下の写真では、左上からアスパラ菜の味噌汁、食用菊の甘酢漬け、左下はサトイモの煮物です。シイタケ以外の野菜はすべて私の畑で取れたものです。

※アスパラ菜は菜花の一種で花芽の太い茎を食べます。アスパラガスとは関係ありません。

食後の柿も取れています。⇒こちら

新型コロナで思うこと

2021.10/3(日)、晴れ  コロナ感染者の急減、激減に驚いています。日本ではワクチン接種はもっと進むでしょうし、飲み薬までできるとなると、やがて普通の風邪なみになりそうです。

ところで、日本でワクチン接種の気運が盛り上がらなかった今年1月末までのことで記憶に残っている2つのことがあります。

1つは、昨年5月に山中伸弥教授が「新型コロナワクチンは、奇跡が起きても1年ではできない」とテレビで発言していたことでした。私はこれを聞いて、そんなものか、と思ったことを覚えています。まじめな日本人の多くは、このような気分でいたのでワクチン接種の立ち上がりは遅くなったものと思います。

ところが、それから半年もしないうちにmRNAワクチンが出来上がりました。ノーベル賞受賞者と言えども専門外のことは間違いますね、当然のことですが。

なお、山中教授は今年の初夏のころ、mRNAワクチンの解説記事を新聞に書いていました、罪滅ぼしの気持ちがあったのかもしれないな、と思って読みました。

なお私は、iPS細胞の発見やマラソンやって研究費を確保する山中教授は大いに応援しています。

2つ目は、今年2月初め、まだワクチン接種に多くの人が懐疑的だった頃、テレビで「ワクチン接種を外国ではやっているが大丈夫なんですかね、日本では進むのでしょうか?」とのコメンテータの質問に対して、テレビによく出ている北村教授が「良いものができています。日本でも3月に始まり、4月頃になると、多くの皆さんが雪崩をうって我も我もとワクチン接種を始めますよ。接種はそんな動きになるものです」という意味のことを言っていました。

私も12月半ばまでは懐疑的でしたが、1月半ばころからはやった方がいいとフィットネスクラブで知人と話していたのでよく覚えています。

結果は知っての通りです。4月頃になると民放コメンテータは「政府のワクチン確保は遅いじゃないか」と責め立てていました。

ごてごてだと批判するのは簡単で留飲はさがるかもしれないが何の役にも立たない、民放コメンテータの意見は面白いが鵜呑みにすると誤る、批判的に聞かないと役に立たない、というのが、最近数年の私の見方です。