上咽頭炎の治療

2018.7/9(火)、晴  7月5日の読売新聞に上咽頭の炎症が頭痛や肩こりの原因という記事が載っていました。身体にウイルスや細菌が入ってくると、これらを排除しようとして鼻の奥の上咽頭部で免疫機能が活発になり炎症が起きる。その結果、喉の痛みとなり、慢性化すると頭痛や肩こりが起きる、と書かれています。
jointo上咽頭炎擦過_読売20180705

一方、今年5月中頃、新聞に「つらい不調が続いたら慢性上咽頭炎を治しなさい」という本の広告が出ていました。

2月以来、体調が悪かったので買って読んでみたら私の症状にぴったりでした。私の体調不調は次ようなものでした。
・何となく体が重くて風邪っぽい感じ、
・鼻が詰まる、
・後鼻漏が多い、
・鼻の奥・喉の上がひりひりする、
・喉がいがらっぽくて咳が出る、
・食後に胃もたれ感があって毎食後にエビオス(消化剤)を飲む、
・ちょっとした仕事でひどく疲れる、
・ふわふわ感、ふらふら感がある、
・ちょっとした作業で手首などの関節が痛くなる、
・(かかとのひどいひび割れ)
これらの症状は2月以来ひどかったのですが、それ以前も、全部ではないのですが、あれこれと起きていました。

なお、次の症状も慢性上咽頭炎が悪さしていると本に書いてありますが、私は下記のものはほとんどありませんでした。

頭痛
首こり、肩こり
ぜんそく、痰・・・喉の違和感があって咳は出るが
声かれ ・・・以前少しあった
喉の詰まった感じ・・・少しあるときもある

顎関節障害・・・以前何度かなった
不眠
下痢、便秘、腹痛
炎症性腸疾患

多歯痛
舌痛
免疫系の腎障害
皮膚の慢性的湿疹・・・踵のひび割れはあるが
手足の膿疱・・・踵にひび割れがあるが

しびれ
思考力や記憶力の低下・・・あるような無いような(?)
うつ
不安障害

微熱・・・風邪っぽくなるとき
ネフローゼ症候群
リュウマチ
足のムズムズ症候群
全身の傷み・・・あちこち痛い所はあるが

驚くほど全身的な症状です。そのため逆に、この治療法が以前(1960~1980年)話題になったときは医療関係者から因果関係が不明確なのにおかしいと思われて廃れていったそうです。

さて治療法は、鼻の奥・喉の上にある上咽頭部に塩化亜鉛という消毒液のようなものを擦りつける「擦過療法」というものです。ところがこの治療をやっている病院は少なく、この辺りでは、水戸市のある耳鼻科と常陸太田市の内科だけでした。

さっそく常陸太田市の内科に行って、IgA腎症が専門のドクターに擦過療法をやってもらったら劇的な効果がありました。
ところで、なぜ腎臓の病気である腎症、それもIgA腎症というあまり耳にしない病気を専門とする医者が鼻の奥の上咽頭炎の治療をするか、不思議に思う人もいるでしょう。じつは、上咽頭部の免疫機能の異常で炎症が起きて全身に回って上のような様々な症状が起きるそうです。そして、IgA(免疫グロブリンA)という免疫異常による腎臓の炎症が起きるらしいのです。じつはこの上咽頭炎の擦過療法の本を書いた医者の堀田修さんは仙台在住で、IgA腎症の治療を専門とする方です。

私は2月頃から悪い病気じゃなかろうかと大変心配していました。風邪気味と思って2月に内科医に掛かったときは、薬を出しておくがこれで治らないときは耳鼻科に行ってみてほしい、とのことでした。3月の総合病院の定期健診では特に悪い所はない、気にし過ぎないように、ということでした。どうも調子が良くならないので4月に耳鼻科に行ったら、特にどこも悪くない、鼻洗いは「やってはいけない」、喉が乾燥ぎみだから少しずつでいいから頻繁に水を飲めという程度でした。ところが症状は全く改善せず何かおかしな状態が続いていました。

そして5月中旬に本を読んで5月末に常陸太田市のIgA腎症を専門とする内科医に行って症状といくつかの病院で「何でもない」と言われたことを伝え、私の印象では上咽頭炎の擦過治療が必要と思う、私の判断が間違いでなければやってほしい、と伝えました。ドクターも妥当と判断し早速やってもらいました。

そうしたらナント、信じ難いでしょうが、1回目の夕食後から胃もたれを全く感じなくなったのです!、エビオスは全く不要になりました。
翌日、雑草を抜くような作業をやっても疲れがほとんどありません!
1,2回で鼻の奥のひりひり感が消え、鼻の詰まりは良くなり、後鼻漏も減り、風邪っぽい感じもなくなりました。ふわふわ感もありません。
なお、私は鼻洗いを並行して自分でやっています。上咽頭炎の自分でやれる治療として鼻洗いは役立つそうです。また就寝中に口を開けないような処置もしています。

さらに、「かかとのひどいひび割れ」も6月半ばからほぼ正常になっています。これは数年前、足の指の間や足の平が水虫っぽくなって皮膚科に行って治療薬を出してもらって治っていました。ところが、かかとは水虫菌は見つからなかったのですが、水虫だろうということで水虫薬を出してもらい付けていたのですが、ほとんど改善せず深いひび割れが起きていました。角質除去の尿素配合クリームも最近は効果がありませんでした。それが、治療開始後1、2週後に消えていました。上咽頭炎の本にはかかとのひび割れに有効とは書いてありませんが、皮膚炎や掌蹠膿疱症などには起きるとされています。

また、喉の違和感はまだあり咳っぽくなることがあります。手首の関節も痛かったのが良くなったのですが、石運びなどやったらまた痛くなってしまいました。

上咽頭炎が良くなると、擦過治療やっても痛くなく血も出なくなるそうです。長年、あちこち体調不良が起きていたのがかなり改善した現状でも満足ですが、まだ続けるつもりです。

近くの病院で上咽頭炎の擦過療法をやってくれれば良いのですがじつは変な問題があります。それは、非常に効果のある治療なのですが、治療にやってるとき強い痛みが伴う(治れば痛くない)こと、それにこの医療処置の点数がわずか12点(約120円)と安すぎることです。こんなに安いと医者はやる気が起きないでしょうね。再診料を含めても750円くらいです。(患者負担は3割負担の場合、250円)

犬の毛を切る

2018.7/8(日)、晴 暑くなったので犬の毛を3mmに切りました。5月に切ったときは6mmでした。
1時間半くらいもかかるので腰が痛くなりますが、犬も隙あれば逃げ出そうとしているようです。
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脇腹が少しまだらになりましたが、10日もたてば分からなくなります。

「それまでどうしてくれるんだワン」
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シャワーを浴びてすっきり気分ですワ~ン
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畑の道路沿いには赤いジニア(百日草)と薄青いアガパンサス。もう完全な夏です。
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桜の根元に雑草を置く

2018.7/2(月)、晴  先月末、観測史上最も早い梅雨明けになり、連日30度前後でぎらぎらの太陽が照りつけています。

そこで、根元の芝を掘って腐葉土などを入れている2本の桜に、さらに雑草の枯れたものを置いて乾燥防止と柔らかい状態の維持対策を行ないました。
先日の公園の清掃で刈り取られた芝を周囲に置いたものです。なお、木に直接枯草が当たると、草の発酵熱や草のカビや虫が木に悪さをする恐れがありますので、数cm離して置いています。1、2週間のちには雑草は完全に枯れてしまうでしょう。
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この上から花壇用のホースを延ばして水掛け。

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先月末、6/27(水)に、公園内の桜の切り株から出ていた直径5cm近い新芽が虫にやられて倒れたので、その小枝などを切って周囲に置きました。量が少ないので何の役にも立たないでしょう。
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下は、5/29(火)に肥料やりや木の周囲を掘ってふかふかにした後の6/6(日)の写真です。腐葉土を表土に置きましたが全く足りません。このままでは土が乾燥してしまいますので、何か上に置きたいものだと思っていました。
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