市で桜への肥料やり講習会

2018.2/24(土)、晴 日立市のかみね公園の桜への肥料やりが市民の希望者を募って行われました。4年前から市民も参加してやっているそうです。と言っても、半数以上がプロの造園業の人達、2,3割が「日本花の会」とかライオンズクラブ、交通安全母の会などの人達で、一般市民は十数人程度でした。合計で6,70人くらいいたようです。
市民の参加者を募っているのは、ここで技術を習得して家の近くの桜への肥料やりを進めてほしいため、とのことでした。
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参加して正しいやり方が分かったことがいくつかあります。

1.肥料をやる深さ・・・私はこれまで10cm程度で良いというインターネットの記事に従って10~15cmにやっていましたが、正しくは30cm位が良く、50cmでも良いとのこと。これは後日、「益財団法人日本花の会」会員である結城農場という所にメールで聞いても同じ答えでした。根は10cm程度の深さを横に伸びることもあるようですが、当然もう少し深くも伸びるはずで、30~50cmに肥料をやると深い所に根を誘導する効果もあると考えました。浅い所を伸びると人が踏んづけて傷みますが深いところだとそれも防げます。インターネットの記事では10cm程度「でも良い」と書いていると考えることにしました。 

2.肥料を入れたあとで土を掛けますが、そのときバーク肥料とか腐葉土などを土と混ぜてふかふかにして、酸素が根に届くようにすることが必要とのこと。だから固い芝生をそのまま被せずに砕いた土と腐葉土などが地上に出ているのが良いということでした。
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また、特に弱った桜とか植え替えた直後は半径数mの土をふかふかに保つために立入禁止にするのが最上ということです。なお広範囲に芝や雑草を取り除け無い場合は1~2mでもこのようにすると効果があるそうです。
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3.肥料をやる位置・・・枝の先付近の地面と思っていましたが、それでは必ずしも根が伸びていないこともあり、遠すぎるのでそ半分位の位置が良いということでした。また掘っている途中で太い根が出てきたら「当たり」で良いことだそうですが、肥料が太い根に直接当たらないように少し穴をずらすのが良いそうです。

公園の桜に肥料をやる

2018.2/12(火)、晴 先週、公園の桜に肥料をやりました。6本ある桜のうち、一番右の1本は結構元気だし人家に近いことでもあるのでやらないことにして、残り5本にやりました。昨年7月と同じく、1本あたり5カ所に穴を掘り、約200gずつの化成肥料を埋めました。
日立市の市の花は日立鉱山の煙害に関する歴史的なこともあって桜になっています。市では、公園を管理している自治会や近くの人に肥料やりを進めてもらいたいそうで、市管理の「かみね公園」で昨年あたりから肥料やりの講習会をしています。

こ園では昨年7月に25個所やり、先週25個所で合計すると1本あたり10カ所、5本全体では50カ所に肥料を分散して入れたことになります。昨年7月の時は、パラパラと肥料をやった感じでしたが、それぞれ10カ所にもなると周囲にかなりやった形になります。
肥料代はボランティアからの寄付で賄いました。
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夏は暑くて大変でしたが、冬は寒くて大変です。春や秋は肥料やりには適していないので仕方がありません。
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小さい桜が1本あります。これは新しいのだろうと思いますが枝の張りも悪く成長が全くよくありません。根の近くを踏み過ぎるのかと思いますが、公園だからある程度は仕方がありません。何とか元気になってほしいものです。
小さい木はやや近めの所に肥料を入れました。桜の根は浅く、地面の深さ5~10cm位の所を横に這っています。この木の場合は(写真にもある)側溝が邪魔して手前側には根が伸びられないのかもしれません。
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終わったら水を掛けて平らにしてお終いです。ホースの中に残っていた水が凍っておりホースは使えませんでした。バケツとジョーロで水運びでした。
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遠目にも枝の傷みが見えますが、なんとか元気になってほしいものです。
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「ある町の高い煙突」映画化

2018.2/12(火)、晴 100年余り前、日立鉱山では銅精錬の排煙に悩まされた農民と会社が一致協力し、当時世界一の高さの煙突を作り上げ、無害化に成功しました。それを新田次郎が小説「ある町の高い煙突」に書きました。そして今年映画になります。制作費1億2000万円のうち、まだ2000万円が準備できていないそうです。出演者はじーさん(主人公の父)に仲代達也が決まったとか。
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(クリックすれば大きい画像が見られます)

ひどい煙害が収まった後、山に火山の亜硫酸ガスに強いオオシマザクラを山中に500万本も植え、その後近隣の自治体にも提供しその数も500万本になったそうです。
その銅山の持ち主で社運をかけて大煙突を作った人が「久原房之助」、明治人は偉かった!
水俣で生まれ育った私でなくとも感激する物語です。
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それを見て、日立市の町中にもどんどん植えられ、今でも町中には桜がいっぱいです。
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一方会社は、従業員の慰安施設として共楽館というのを作り、演劇公演や映画上映などで賑わったそうです。その共楽館が100年を迎えます。

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梅は咲き、デコポンは散るか?

2018.2/11(日)、晴れのち雨 雑草はまだ枯れたままですが、日射しは強くなってきました。朝は寒かったですが、昼間はぽかぽか陽気になりました。
梅はそろそろ咲く時期ではないでしょうか?
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梅の花が咲きそうです。つぼみなどが張るので春と言うらしいです。
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デコポンは北風を受けないように風除けを付けたのですが、葉がちぢれあがっています。どうなることやら、心配です。
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