太極拳の身体の動かし方

2017.12/19(火)、晴れ 太極拳の動きについて考えてみました。

目は水平に保つ・・・目は直立したときの目の高さかそれより少し上あたりに保つことが要求されます。これは敵を見ているのだから、下を見たりしてはいけないということでしょう。好き嫌いの問題ではなくこうしなければ太極拳ではない、と言うべきでしょう。

目を指先ではなくそのずっと先を見る・・・手を目の前方に上げた場合などその指先を見るのではなく、そのずっと先を見るように指導されます。これは敵を見るのだから自分の手ではなく相手の位置を見るのは当然のことでしょう。

目を先に動かす・・・手を左右に大きく動かすような場合、手を動かすより先に目を動かすことが要求されるものがあります。初心者でもそのように指導されるいくつかの場面がありますが、私の経験では初段を取るための講習会で新たに求められる場面がありました。それで考えたのですが、敵と戦う場合には目を動かして相手の動きを見て、その結果必要なら手や足を動かすのだから、手より先に目を動かす必要がある、と理解しています。そう考えると、まだ指導されていない様々な場面でも目を先に移動させることが必要なのかもしれません。

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