2016.5/23(月)、晴れ 久しぶりに腹の調子もよくなりました。
今、100頁あまりの縦書き文書を製本するお手伝いをしています。ところが、面白いことがわかりました。
普通に多く利用する片面印刷だと問題ないのですが、100頁を越す場合は両面印刷になります。このとき、横書き文書だと紙の右側をめくる、右開きです。
これに対して、文庫本などで使われる縦書きだと、紙の左をめくります。ところがMSワードでは、縦書きにしても右開きのままで、左開きにならないのです。
探していたら、縦書きの左開き(左めくり)の方法が分かりました。調べているうちに、面白いことがわかりました。
英語語は横書きで右開きの文化で、日本語も横書きだと右開きです。そのため、日本語を縦書きにしても右開きのままになっているようです。
ところが、アラビア語は右から左へ書きますので、左開きしかないようです。このため、言語設定に(ちょっと面倒ですが)アラビアを選択し、その上で言語を日本語にすれば、左開きが実現します。
※下記に詳しく出ています。
http://pcclick.seesaa.net/s/article/247200662.html
私はWindows10ですが、ワードが2007なので、下記でやれました。(上記から転載しました。)
2) Word2007の場合
a. スタート>すべてのプログラム>Microsoft Office>Microsoft Officeツール>Microsoft Office2007言語設定 と開きます
b. 使用できる言語(通常は、英語と日本語が登録されています)に、アラビア語(制限つきサポート)を追加します
c. Wordを起動し、Officeボタン>Wordのオプション>詳細設定 と開いて、”校正内容の表示” を表示させます
d. ”文書の表示” のところを、 ”右から左” に変更しOKで閉じます
ところが、そうすると、他の横書きの文書もすべて左開きになるのでそのままでは困ります。文書単位のアラビア語設定はできないようです。結局今は元に戻して純日本語として使っています。
なお、徳島に本社がある純日本ワープロ「一太郎」は、縦書きにすると自動的に左開きになるそうです。素晴らしです。