土壌の酸性化

 9/1(土)に庭の畑にホウレンソウを播いた時には6.4~6.6くらいあったのが、今日計ってみるとかなり酸性度の高い5.4~5.6くらいです。4箇所くらい変えて計りましたが同じです。これでは酸性が強くてホウレンソウ(6.5~8.0)には全くよくありません。

 なぜこんなに酸性に傾いたのでしょうか?・・・考えられる原因は、
(1)最初計ったときは鶏ふんが良く混じっていなかったのが、今になって鶏ふんの酸性がきいてきたのか。
(2)雨が降ったので、その雨の酸性で変わったのか?・・・そんなに大量に降ったわけでもないし・・・
(3)その他・・・計り方の間違いか。最初の時は水分不足で誤ってアルカリ寄りに測定されてしまったか?

 トマトの跡地を4か所位計ってみると6.0~6.2くらいなので、(1)の可能性が高いような気がします。

 対策が必要です。葉が黄色くなってからでは遅過ぎます。消石灰と苦土石灰を撒いて水を撒く程度しか思いつきません。消石灰は葉にべったりとくっ付くので地面に直接撒かないといけません。水にといて撒く方法もありそうですが、消石灰はほとんど水にとけないのでダメです。

 まず粒状の苦土石灰をパラパラ撒き、その後消石灰をホウレンソウの葉にかからぬように撒き(「置き」というべきか)ました。
中央;その後ジョーロで水を撒きホウレンソウの間に流れ込むようにしました。
右;次に石灰の固まっている部分をショベルで散しました。

下の右部分;最後にまた水を撒いて出来上がり。といっても土の中まで石灰がしみ込むのには時間がかかるでしょう。雨が降ってしみ込むのを待つしかありません。
左部分;トマトの跡に牛フン+鶏フンと化成肥料を撒き天地返ししました。1週間くらいたってから酸性度を測ってみたいですね。その程度によって石灰などを加える量を変えるつもりです。

 化成肥料と石灰を一緒に撒くと効き目が減るというので時期をずらすようにしていますが、面倒だから一緒に撒こうかなとも思っています。

 もうひとつ不思議なことがあります。春からブルーベリーの挿し芽をしていますがこれがアルカリで困っています。写真のように6.2~6.4くらいもあります。石灰はやっていないし、ピートモスやバーミキュライト、残采発酵土、それに畑の土を混ぜてあります。アルカリ寄りの畑の土がきいているのかもしれません。まずかったかな。

 ブルーベリー(4.0~5.5)はホウレンソウと真逆で酸性好きです。そのせいか、1/3くらいが枯れています。枯れたものを見ると全く根が出ていません。
そこで本日、牛フン+鶏フンと化成肥料をやりました。ただし挿し芽なのであまりやって良いものかどうか?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です