ユリ、わけぎ

 昨日8/17(金)に1つ咲いたユリが今日は3つ咲きました。この敷地の山側にある2本はまだ全く咲いていないのですが、入口にあるこのユリは期待に沿って咲いてくれました。九州・水俣に電話してみると8/16(木)夕方には少し咲いて17日には完全に咲いたとのことでした。気温にはだいぶ差があるのですが不思議なことにほぼ同じ日に咲くものです。

  激辛トウガラシとピーマンを撤去して、わけぎを植える畑を作りました。手前の白い不織布を掛けてあるのは玉ねぎの球根を植えたところです。耕す途中に、境界付近の玉ネギ1つを掘り起こしてしまいました。よく見るとすでに白い根が伸びていました。ネギは生命力が強いです。

 わけぎは成長が始まったら土を掛けるために植え付ける前に溝を20cmくらい掘れと書いてあります。しかしそんなに掘ると狭い畑ではその土の置き場がありません。畑の横に積み上げると、昨秋から冬にかけておこなったように土が吹き飛ばされて減ってしまいます。そこで肥料の袋などに土を入れて取っておくことにしました。発泡スチロールの箱には玉ネギの種を播き、来年6月の収穫を目指します。

 ワケギとは変な名前だ、何かが分れるのかと思っていましたら、球根の写真をみてその意味が分りました。ワケギは春先に葉を摘み終わったら根を掘り起こして保存しておき、この時期にまた植えるものらしいです。その時に3つ4つの球根がくっついているのでそれを分けて植えるため「分け葱」となったのではないかと思います。Wikipediaで見ると「分け葱」と書いてありましたが、語源とか意味については説明がありません。またギリシアが原産地で、関西~九州でよく利用するとのこと。

 だんだん思い出してきました。私が小さい頃、水俣の実家でこのようなワケギの球根を見たことがあります。たしかにそれを植えていたような記憶があります。詳細はよく覚えていませんが。

放射能を測定

久しぶりに放射能(空間放射線量)を測定しました。

 8/15(水)、熊本県の水俣市で測定をしました。測定機材は昨年5月に買った安いもので、0.01μSvまで計れるものです。この測定器は30秒間測定して1時間に換算して値を表示します。私はさらに10回計って平均値を求めました。 地上約80cmくらいの室内で測定。

結果;(0.08+0.14+0.03+0.05+0.05+0.10+0.07+0.10+0.12+0.14)/10=0.088μSv/h
年間に直すと 0.088*8700時間=0.77mSvになります。

日本の放射線量は0.08~0.12μSv/hで、年間平均値は約1mSvとか1.5mSvと言われているのでやや少ない値です。

 なお、私の持っているこの測定器は高価なものより1割くらい低く出ることが多いようです。昨年末ころだったか知人が日立市役所から0.001μSvまで計れる測定器を借りてきて一緒に測定して回ったことがありましたが、彼らの測定器で0.17μSv/hと出るときに私の方では0.14程度に出ることが多かったように思います。
 その時の測定値を記録しなかったのは、市役所のは1回の測定で安定した値が出るのですが、私の方は上の測定結果でも分るようにかなりバラつくので数回計らないと信頼性が低いように思えたからです。

 やや低く出ることを考慮すると、水俣市の放射線量はちょうど平均値と言ってよいでしょう。

 8/18(土)、日立市で測定しました。地上約1mの室内で測定。

結果;(0.16+0.08+0.08+0.05+0.16+0.07+0.14+0.07+0.05+0.07)/10=0.093μSv/h

 昨年の8月ころの測定では0.12μSv/hくらいだったので少し減ったようです。